ウォッチ銘柄であるKeePer技研の22年6月期決算です。
カーコーティング材料の製造卸と、それらのサービスを提供するKeePer LABOを運営しています。
両セグメント共、今期も2桁の増収増益を果たしています。
セグメント |
2021 |
2022 |
増減率 |
キーパー製品 売上高 営業利益 |
5,822 1,738 |
6,436 2,118 |
+10.5% +20.5% |
キーパーLABO 売上高 営業利益 |
5,978 1,282 |
7,921 2,207 |
+32.5% +74.7% |
売上高は25.6億円増加した一方で、売上原価は2.1億円増、販管費は10.1億円増でした。
その結果、売上総利益率は78.7→81.0%、営業利益率は25.6→30.1%に改善しました。
原料高と円安に各企業が苦しむ中、物ともしない好結果を叩き出しています。
資産は、現預金が15.1→27.2億円に増加しました。
その他に、土地が15.9→20.1億円に増加しています。
負債は、長期借入金が3.3→1.6億円と減少しています。
一方で、利益余剰金は53.9→87.7億円に増加しています。
仕入債務の現象や法人税の増加はあったものの、営業キャッシュフローは30億台、マージンも20%台を維持しています。
株価も年始をボトムに急反発しています。
典型的な「あの時に買っておけば」のパターンに入っています。
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