ウォッチ銘柄である内外トランスの21年12月期決算です。
国際貨物輸送の輸出入混載サービス・フルコンテナサービスを提供しています。
セグメント別では、コロナ禍からの回復基調に乗って日本・海外とも大幅に増収増益でした。
セグメント |
2021 |
2020 |
増減率 |
日本 売上高 利益 |
24,792 2,566 |
15,348 864 |
+61.5% +196.7% |
海外 売上高 利益 |
10,474 1,244 |
6,860 579 |
+52.7% +114.8% |
売上高は、131億円増加した一方で、売上原価は101億円増、販管費は6億円増でした。
その結果、売上高総利益率は27.0→25.4%に悪化、営業利益率は6.4→10.8%に改善しています。
運賃高騰は賄い切れなかったものの、営業利益率は2ケタ台に乗せました。
資産は、現預金が68.0→86.7億円に増加しました。
固定資産では、建物及び構築物が25.0→29.9億円に増加しました。
負債は、今期も有利子負債が未計上でした。
利益余剰金は、97.9→122.0億円に増加しました。
営業キャッシュフローは25億円台ですが、営業キャッシュフローマージンは1ケタ台に留まりました。
一方で期末キャッシュは86.7億円と、相変わらずのキャッシュリッチです。
株価は昨夏から2割ダウンです。
日本コンセプトよりはマシですが、こちらも判断は難しいところです。
|
|