かつては輝いていたFPGの21年9月期決算です。
リースファンド事業を主力としています。
航空機と船舶は増収だったものの、コンテナの不調で帳消しになっています。
対象資産 |
2021 |
2020 |
増減率 |
航空機 |
541.4 |
497.1 |
+8.9% |
船舶 |
253.1 |
237.0 |
+6.8% |
コンテナ |
151.05 |
213.8 |
-29.4% |
販売総額 売上高 |
945.5 111.6 |
948.0 111.0 |
-0.3% +0.5% |
売上高は22億円増加した一方で、売上原価は15億円減、販管費は4億円増でした。
その結果、売上総利益率は62.5→78.2%、営業利益率は14.8→35.1%に改善しました。
何とか最悪期は脱したようです。
資産は、現預金が272→208億円に減少しました。
その他に、販売用航空機は147億円→0となっています。
負債は、長期借入金が82→137億円に増加しています。
一方で、短期借入金は629→290億円に減少しています。
引き続きキャッシュフローは読み解けません。
売上高を大きく上回るキャッシュの動きは、素人には扱いきれません。
株価は700辺りでもみあっています。
不動産ファンドに軸足を移そうとしてますが、しばらく様子を見たいと思います。
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