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2020/1/4 武田薬品(4502)

2020年01月04日 | 企業調査
国内の高配当銘柄である武田薬品の19年3月期決算です。


Shire買収で大きな転換を迎えています。
売上高に占める日本は27%に過ぎず、グローバル市場での生き残りを目指しています。

地域 2019 2018 増減率
日本 5,710 5,803 ▲1.6%
米国 8,290 5,983 +38.5%
欧州・カナダ 4,056 3,137 +29.3%
ロシア・CIS 597 682 ▲12.5%
中南米 881 757 +16.4%
アジア 1,054 1,040 +1.3%
その他 383 302 +26.8%

売上高は¥1.8兆→¥2.1兆、営業利益は¥0.24兆→¥0.20兆と増収減益でした。 もっともShire買収の影響を除けば、増収増益だったようです。


資産は、現預金が¥0.29兆→¥0.70兆と急増しています。
またのれんも、¥1.0兆→¥4.2兆と激増しています。

負債は、長期借入金が¥1.0兆→¥4.8兆とこちらも激増でした。
純資産も¥2.0兆→¥5.2兆と、バランスシートが激変しています。


営業キャッシュフローマージンは、16年3月期の1%から急回復しました。 今回のM&Aも大きな出入りがありましたが、これもグローバル化の痛みなのでしょうか。

経営陣も国際化が進み、「武田薬品工業」の社名も古臭く感じます。
そのうちTAKEDAにでもなってしまうのでしょうか。
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