例年ウォッチしている中央自動車工業の19年3月期決算です。 自社企画の自動車用品を卸販売、輸出入及び製造販売しています。 海外については、マレーシアやベトナムに現地法人を新設するなど施策しましたが減収だったようです。
売上高は、16.2億円増加した一方で、売上原価は4.9億円増、販管費は2.1億円増でした。 その結果、売上総利益率は40.4→42.6%、営業利益率は17.0→19.9%に改善しています。 今年も、手堅く売り上げと利益を伸ばしています。 資産は、現預金が101→112億円に増加しました。 また、固定資産は135→148億円に増加しました。 負債は、有利子負債が見当たらず無借金経営を維持しているようです。 純資産は、227→249億円と一段と厚くなっています。 今年も地味なキャッシュフローでした。 10%台半ばの営業キャッシュフローマージンと共に、安定感を醸し出しています。 株価はここ1年もたついていますが、安定感が安心をもたらしてくれそうです。 |