今年も増配してくれた日本SHLの17年9月決算です。 米CEBからライセンスされた人材アセスメントサービスを展開しています。 サービス形態としてプロダクト、コンサルティング及びトレーニングがあり、今年も全て増収になっています。 売上高は1.5億円増加した一方で、売上原価は0.3億円、販管費は0.4億円増加しました。 その結果、売上総利益率は84.4→84.3%に悪化、営業利益率は42.1→42.9%に改善しました。 利益率は高め安定で素晴らしいレベルを維持しており、見ていて安心できます。 資産は、現預金が31.0→29.1億円に微減しました。 また、特に目立つ固定資産は計上されていないようです。 負債は、有利子負債は計上されていないようです。 豊富な現預金と合わせて、鉄壁の財務基盤を堅持しています。 今年も順調にキャッシュが積み上がっています。 ほとんど投資を要さず稼げるビジネスは羨ましい限りです。 懸念材料は、年々上がるCEBに対するロイヤリティ料率です。 3年後に対売上高5→9%となるのは、経営インパクトが大きそうです。 |