3月末の株式3分割を控えて、ただいま絶賛発売中?のFPGです。 海上輸送用コンテナ、航空機及び船舶を対象としたオペレーティング・リース事業を展開しています。 リース物件を定率減価償却することで、収益発生を先送りできるメリットが好感されているようです。 見ての通り、圧倒的な営業利益率です。 売上原価は顧客紹介に係る手数料とのことですが、殆ど気にならないレベルです。 販管費が前年比45%増えていますが、売上が前年比55%増とそれ以上に伸びています。 順調に事業が回っている現時点では、気掛かりは無さそうです。 むしろ懸念点は外的要因でしょう。 収益源の受託料はドル建てにつき為替の影響を受け、期待される税の繰り延べ効果も税制改正のリスクを伴います。 またリース案件は海運業界や航空業界の設備投資動向に左右されるので、いずれ入る踊り場は気に留める必要がありそうです。 素人のイメージだと、ギア比が高めの自転車で疾走している感覚で、坂道に入るとペダルが重くなって苦労しそうな感じです。 今は勝ち馬に乗っていこうとは思いますが、降り時を間違えないように気をつけます。 |