かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

城山公園(綾瀬市)

2015年04月30日 | 神奈川のいいところ
綾瀬市にある城山公園の紹介です。
「神奈川県央の公園シリーズ」です。

城山公園の入口の石碑

周囲の早川城山は、新興住宅地として開発が進み、戸建てがきれいに並んでいます。

石碑の奥の入口広場

看板や管理棟などがあります。

公園の案内図

城山公園は、鎌倉時代に活躍した御家人の渋谷重国の居城跡と伝えられています。
発掘調査の結果、保存状態が良好な中世城郭であることがわかったそうです。

レクリエーション広場にあるバーベキューができる炊事場

奥には傘つきのテーブルもあります。

レクリエーション広場から公園中央の桜の広場に向かう道

その両脇に切堀があります。




中世の城のため、天守閣などはありませんが、土塁と堀をめぐらせた城郭です。
公園中央の桜の広場は、いわば本丸といったところでしょう。

桜の広場には向かわず、西側の遊具のある方に向かいます。

冒険の森を抜け、正面に見えるのが幼児広場です。

幼児広場の隣に、ローラースベリ台のある遊具広場があります。

アスレチックのような遊具もあります。


ご覧のように坂を利用した配置になっています。
これらも昔お城だった名残といえます。

先ほど見た切堀を外側から見ることができました。

右上が桜の広場側で左がレクリエーション広場側。
桜の広場側が高くなっています。

遊具広場の北側の階段を下っていきます。

これも城の名残です。

階段ウィ下った先に、日本庭園があります。


タニウツギと鯉


池の反対側から


日本庭園の先は公園の外で、平らです。


再び階段を登り、中央の桜の広場を目指します。


桜の広場


立派な銀杏の木もあります。


銀杏の新芽


桜の広場には、盛り上がった土塁と東郷氏祖先発祥地の碑があります。

土塁は物見用の塚であったと考えられているそうです。
東郷氏は、海軍元帥だった東郷平八郎氏の祖先で、渋谷氏の末裔が薩摩の国に
所領を得て地頭となって移住したため、渋谷氏の末裔の1つとなったそうです。

桜の広場を南側から


桜の広場から東側の湿生園に向かって降っていきます。

これまた急階段です。

ここは濠のようになっています。

かなり大きな窪地です。

桜の広場方面を見上げるとかなり勾配があることがわかります。


湿生園にはたくさんの草花がありました。


またまた急な階段を登って行きます。

レクリエーション広場脇にでます。
これで大体1周となります。

時間の都合で花木園に立ち寄ることができませんでしたが、
バラの時期に再訪したいと思います。
後日訪問したバラ園の様子はこちらでご覧いただけます。