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合言葉はヒュッゲ

幸せが感じられない

カウンセリングの患者さん35人と接していて、

ほんとうに皆さん、生きづらさを抱えているなと実感。

ある患者さんは、原家族とは離れ、今は旦那さんと子どもとの平穏な暮らしで、特に不満があるわけではないけど、どうしても親からの支配が頭から消えず「幸せを感じられない」と。

美味しいものを食べていても味を感じないようなものでしょうか。空腹を満たす事はできても満足できない。

心は空洞で、継ぎ足しても継ぎ足しても流れていってしまう。

ある患者さんは、息子の事が生まれた時からかわいく思えないと。

うつが悪化して寝込んでいるその方の側で独語を言いながら一人遊びする息子の姿を思い出し、涙を流していた。

かわいく思えない辛さ。それはなかなか周囲の人には理解できないもので、たぶんそういう気持ちを押し殺すように、懸命に親を演じてきた。

ある方は、常に自分の存在が辛くて、些細な失敗に耐えきれず、できればこの世から消えたいと願っている。未来を描く事はできず、どうせ死ぬから、終わりになるからと今の恋人との交際も楽しめず、深く考える事を避けている。

ひとの悩み、苦しみは千差万別。誰が一番か誰が軽いとかはジャッジできない。

よくありたいという気持ちが未来を形作る。

何がその人の本質か、何を求めているか、どうすれば幸せな方向に向かって行けるか
一緒に考えて行きたいと思っています。

※カウンセリング記録ノートです。pcに記事として打ち込んでありますが、自分の覚書として進捗状況をメモに残しています。
このノートは、息子が高校生の頃使っていたお古。ほとんど白紙だったので、私が使用しています。


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