たぶん、人の持つ怒りや苛立ち、憎しみとか負の感情が薄いのだと思う。だから全てとも言える動物の心を開き、気持ちを分かち合えたのだ。
アナコンダに首を絞められたり、象に張り倒されたり、ヒグマとの絡みもすごい迫力があった。ハラハラしましたよ。いくら慣れているとはいえ、猛獣はいつ牙を剥くかわからない。普通の人では絶対真似できやしません。
ワニとのスキューバダイビングにはやられました。泳ぐワニってすごくかわいいんだよね。ムツゴロウさんと泳ぐワニの楽しそうな事。なんか胸がキュンとしましたね。
しかし、ムツゴロウ王国が有名になればなるほど、金銭苦に見舞われ、すごい借金を抱えてトラブルとなっていた事は週刊誌で読んだ事がある。だんだんムツゴロウ氏はマスコミから姿を消して、ここ15年くらいからは貧困苦で食事にも事欠いていたらしい。87歳だからほぼ平均寿命は満たしたものの、健康寿命は短かったと想像してしまう。本業だったはずの作家活動をする暇もないほど、多忙で金策に追われていた様子。
ムツゴロウさんお疲れ様。寂しいけれど、
動物の愛おしさ伝えてくれた。ムツゴロウのニックネームはいつまでも残る事でしょう。
ムツゴロウ王国の看板に偽り無しです。
