新型コロナウィルスの感染拡大に伴う「緊急事態宣言」について、政府は大型連休までとしていた発令期間を今月いっぱいまで延長した。東北などの34県は「感染が抑制されている」として社会、経済活動の再開を容認した。今日からこれまで通りの3密を避け等のお約束を守りつつ、県境越えをしない行動を守りつつ感染をせず、来るべき集団免疫に至る時間を待つのだ。
PCR検査、75分に短縮 富士フイルムが試薬発売 新型コロナ
時事ドットコム 2020年5月8(金) 10:51配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00000060-jij-bus_all
富士フイルムホールディングスの子会社、富士フイルム和光純薬(大阪市)は8日、新型コロナウイルスの遺伝子を約75分で検出する試薬を発売した。同社の遺伝子解析装置を使用し、全自動で検査が行える。感染の有無を調べるPCR検査は通常4~6時間かかるが、これら試薬と装置を使うことで大幅な時間短縮と検査員の負担軽減が期待される。
同社はPCR検査に対応した遺伝子解析装置を2016年に発売。国内では、規模の大きい病院を中心に数十カ所の医療機関が導入し、結核の検査などに使用されている。
検体や試薬を装置にセットする数分の作業のほかは、全自動でコロナの遺伝子を検出できる。熟練した検査員で
新型コロナ40分で検出 キヤノン子会社、実用化急ぐ
時事ドットコム 2020年03月19日21時32分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031901407&g=eco&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
キヤノンの子会社で、医療用機器を製造・販売するキヤノンメディカルシステムズ(栃木県大田原市)は19日、長崎大学と共同で、新型コロナウイルスの遺伝子を40分以内に検出できる検査システムを開発したと発表した。早期の実用化を目指し研究を急ぐ。
遺伝子の増幅に「LAMP(ランプ)法」と呼ばれる方式を採用。感染の有無を調べるのに約4時間かかる「PCR法」と比べ、より短時間で、同程度の感度で検出できる性能を確認した。検体からウイルスの遺伝子を抽出する時間を除けば10分以内で検出でき、1台で1日当たり224検体以上の検査が可能という。
コロナ判定試薬、開発急ピッチ ワクチン・治療薬も―民間企業
時事ドットコム 2020年03月20日07時12分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031901040&g=eco
新型コロナウイルス感染の有無を短時間で判定できる検査試薬の開発が急ピッチで進んでいる。近く出荷が始まれば、迅速な検査が可能になりそうだ。実用化に1年かかるとされる治療薬や予防ワクチンの開発に乗り出す企業も相次いでいる。
現在主流のPCR検査はコロナ遺伝子を増幅させて検出する仕組みだ。保健所や専門外来で必要と判断されると、都道府県所管の衛生研究所などで実施する。喉などの粘膜を採取し、結果判定まで4~6時間かかる。1日にできる検査を増やすには時間短縮が大きな課題だ。
島津製作所は結果判定を約1時間に縮める試薬の開発を急いでおり、月内にも民間検査機関など向けに出荷が始まる見通しだ。公的医療保険が適用されるPCR検査は当面、自己負担なく受けられる。四方正光・遺伝子解析グループ長は「検査時間を短くできないかという要望に技術で応えたい」と話す。
繊維大手クラボウは提携先の中国試薬大手が開発したキットの輸入販売を始めた。保険適用外だが、陽性なら15分で赤い線が2本浮かび上がる。
新型コロナで承認された予防ワクチンや治療薬はまだなく、米国立衛生研究所(NIH)が製薬会社と共同でワクチンの臨床試験を始めたばかり。田辺三菱製薬のカナダ子会社メディカゴはこのほど、ワクチン開発の第一歩となる「植物由来ウイルス様粒子」の作製に成功。8月までの臨床試験開始を目指す。
治療薬では、武田薬品工業が血液製剤の一種である血漿(けっしょう)分画製剤の開発に着手。インフルエンザ薬「ファビピラビル」に関しては、中国当局が有効性を臨床研究で確認したと発表して注目を浴びた。富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルム富山化学(東京)が開発した薬「アビガン」の一般名として知られ、日本では医師の判断に従いコロナ治療に使われ始めた。ただ、副作用のリスクがあり、妊婦には投与できず、軽症者らが広く使える段階にはない。
PCR検査、75分に短縮 富士フイルムが試薬発売 新型コロナ
時事ドットコム 2020年5月8(金) 10:51配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200508-00000060-jij-bus_all
富士フイルムホールディングスの子会社、富士フイルム和光純薬(大阪市)は8日、新型コロナウイルスの遺伝子を約75分で検出する試薬を発売した。同社の遺伝子解析装置を使用し、全自動で検査が行える。感染の有無を調べるPCR検査は通常4~6時間かかるが、これら試薬と装置を使うことで大幅な時間短縮と検査員の負担軽減が期待される。
同社はPCR検査に対応した遺伝子解析装置を2016年に発売。国内では、規模の大きい病院を中心に数十カ所の医療機関が導入し、結核の検査などに使用されている。
検体や試薬を装置にセットする数分の作業のほかは、全自動でコロナの遺伝子を検出できる。熟練した検査員で
新型コロナ40分で検出 キヤノン子会社、実用化急ぐ
時事ドットコム 2020年03月19日21時32分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031901407&g=eco&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb
キヤノンの子会社で、医療用機器を製造・販売するキヤノンメディカルシステムズ(栃木県大田原市)は19日、長崎大学と共同で、新型コロナウイルスの遺伝子を40分以内に検出できる検査システムを開発したと発表した。早期の実用化を目指し研究を急ぐ。
遺伝子の増幅に「LAMP(ランプ)法」と呼ばれる方式を採用。感染の有無を調べるのに約4時間かかる「PCR法」と比べ、より短時間で、同程度の感度で検出できる性能を確認した。検体からウイルスの遺伝子を抽出する時間を除けば10分以内で検出でき、1台で1日当たり224検体以上の検査が可能という。
コロナ判定試薬、開発急ピッチ ワクチン・治療薬も―民間企業
時事ドットコム 2020年03月20日07時12分
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020031901040&g=eco
新型コロナウイルス感染の有無を短時間で判定できる検査試薬の開発が急ピッチで進んでいる。近く出荷が始まれば、迅速な検査が可能になりそうだ。実用化に1年かかるとされる治療薬や予防ワクチンの開発に乗り出す企業も相次いでいる。
現在主流のPCR検査はコロナ遺伝子を増幅させて検出する仕組みだ。保健所や専門外来で必要と判断されると、都道府県所管の衛生研究所などで実施する。喉などの粘膜を採取し、結果判定まで4~6時間かかる。1日にできる検査を増やすには時間短縮が大きな課題だ。
島津製作所は結果判定を約1時間に縮める試薬の開発を急いでおり、月内にも民間検査機関など向けに出荷が始まる見通しだ。公的医療保険が適用されるPCR検査は当面、自己負担なく受けられる。四方正光・遺伝子解析グループ長は「検査時間を短くできないかという要望に技術で応えたい」と話す。
繊維大手クラボウは提携先の中国試薬大手が開発したキットの輸入販売を始めた。保険適用外だが、陽性なら15分で赤い線が2本浮かび上がる。
新型コロナで承認された予防ワクチンや治療薬はまだなく、米国立衛生研究所(NIH)が製薬会社と共同でワクチンの臨床試験を始めたばかり。田辺三菱製薬のカナダ子会社メディカゴはこのほど、ワクチン開発の第一歩となる「植物由来ウイルス様粒子」の作製に成功。8月までの臨床試験開始を目指す。
治療薬では、武田薬品工業が血液製剤の一種である血漿(けっしょう)分画製剤の開発に着手。インフルエンザ薬「ファビピラビル」に関しては、中国当局が有効性を臨床研究で確認したと発表して注目を浴びた。富士フイルムホールディングス傘下の富士フイルム富山化学(東京)が開発した薬「アビガン」の一般名として知られ、日本では医師の判断に従いコロナ治療に使われ始めた。ただ、副作用のリスクがあり、妊婦には投与できず、軽症者らが広く使える段階にはない。