町の自治会老人会ができ、初行事に、近くの農業屋さんの専門家を招き、観葉植物の手入れの仕方などを習いました。
←サンスベリア
観葉植物は、一般に温度が20℃以上になると成長し、12~13℃以下になると生育障害がでるそうで、冬越しの管理をしっかりやれば何年も楽しめるとのことです。
但し、育てるうえでの失敗で一番多いのは“水やり”だそうです。
鉢物の植物の水管理で、枯れさせたり、根腐れを起こすのは、鉢の下に水漏れ防止の受け皿を置き、水が溜まっている状態で「土が乾かないように・・」と過剰な水つかりにしてしまうことが一番多いそうです。
水は、午前中に表に出して、葉の上から勢い良くたっぷりとかけて、鉢の底から流れ出させ、間違っても鉢が水に浸かっていることのないようにしなさいとのことです。
鉢植えの植物は、日が暮れると水を吸わなくなるので、夕方に水をやるのは、飲みたくないのに水浸しにするだけだそうです。
次に、採光のことですが、観葉植物は 殆どのものが直射日光を嫌いますが、光は光合成に必要なので、明るい日陰、室内の直射日光の当たらない窓際などで育ててほしいとのことです。
ちなみに、日照不足で光に当てたいときは、朝日になら良いようで、午後の日照りは葉の黄ばみの原因になるそうです。
肥料は、気温が15℃以下にならなくなる5月頃から10月までの生育期間に、2カ月間隔でよく、施肥の判断は葉が褪せてきたら不足していると思えばよいようです。
肥料は、チッソ(N)は葉を、リン酸(P)は花・茎、カリ(K)は根を育てる養分であることを考えて施肥すればよいとのことですが、冬は成長しないので不要とのことです。
←観音竹(和物観葉植物)
観葉植物は、室内の空気をマイナスイオンで優しく浄化してくれるということで、多くのお家で育てられているようで、老人会の講習も大盛況でした。
小生、庭の花々を四季折々に楽しんでいますが、老人会副会長として町内の皆さんに勧めた手前もあるので、今年は観葉植物を部屋中に配置して美味しい空気で夏の暑さを乗り切ろうと思っています。
「免責」本日の説明を見られて、もし失敗がありましたとき、小生は責任を負いかねますの で申し添えます。