a BEAUTIFUL REEL

大好きなB'zを中心に、好きな事を好きなだけ書いていま~す☆

悪人を読んで

2010-10-07 21:56:31 | 日々の出来事
新規でブログを書こうとおもったら、バージョンが変わってて焦りました
mixiもそうですが、いきなり(お知らせを読んでいないともいう)変えてくるのでやめて欲しいです
使い方がわかんないよー

さて、つい先日『悪人』の原作を読み終えたので感想です
簡単にですが
まず映画の印象が強くて、祐一は妻夫木くんに見えないのです。
背が高くて、筋肉があって、手が大きいとかの表現があったからかなぁ…
ただ、映画を見た人はあれは妻夫木君ではないと言ってました。
あとは、深っちゃんがやった光代がなかなか出てこない。(前半の最後に登場で、映画でも結構出てこなかったらしい(笑))
って所でしょうか?
そして、意外に登場人物が多くてはじめはこんがらがります
まぁ、原作を読んでるとありがちの事ですケド。

話の内容としては、それぞれの人間の気持ちになると本当に誰が悪人なんだろうと考えさせられました。
読者としての私の考えは、殺されて当然の佳乃とバカな金持ち男の増尾でいいと思いますけどねー。
祐一と光代の関係もお互いの寂しさを紛らわすためだったのか、結局なんだったのかわからないし
「このくらいの罪では日本では死刑にならないから大丈夫だよ」と思ったりもしました。
最後に佳乃の父親が実際に殺した祐一でなく、車から蹴落とした増尾に復讐しに行くところが一番面白いかったです
まさに”誰が悪いのか”というところです

職場で同じように『悪人』を読んだ人と話していたのは、佳乃と沙里と眞子の関係です。
最近の子はこんな浅い関係を持てるんだという事です。
ただ、なんとなく眞子の気持ちはわかるかも。
2人の緩衝材的な役割で、ほかの2人からそれぞれ自慢をされるけど、自分とはかけ離れている話ので”ふ~ん”と思って過ごしていく所とか。(マイペースさは置いといて)
田舎から出てきて一人ぼっちで社会人だとそうなるのかなぁとも思ったりもしました。

まぁ、『告白』の時ほどの最後のどんでん返しはなかったですが(予想できる内容もあったので)、結構納得のいくような結末だったと思います。
あっという間に読めるので、時間があれば読んでみてください
コメント (2)
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