goo blog サービス終了のお知らせ 

まーだだよ

子育てが終わり、相棒は先日退職。特許と医学のドイツ語翻訳、フランス語初級の勉強。いろいろな意味での「まーだだよ」

100回目の添削

2008-05-20 08:46:58 | ドイツ語
もう3年近くある方のドイツ語作文の添削をしています。毎回A4一枚です。今回これが100回目になりました。

よく書いたものだと思います。よくもこんなに添削したということですが。

語学学校へ行くでもなく、独学だそうです。最初のうちは単語が並んでいるだけに近い文章で、Ich で始まる分が並んでいたのですが、最近では「オッ」というような文書が混じります。

一回に付き貰う料金には見合わない手間と時間をかけているのは、向こうの進歩が見えるからです。進歩するということは書くだけではなくて復習して、それなりに読んだり、辞書を引いて、よい文章を書こうと努力しているということですから。こういう姿勢をみて、こちらももっと勉強しなくてはと思います。会ったことはありません。

独学だと特に誰かが見てくれるというのは励みになります。かつて私がして貰えたように、DWのほうでもできるだけ人がその後ろにいるのが見えるように配慮を続けていくつもりです。

Deutsche Welle の教材の訳

2008-02-26 17:05:29 | ドイツ語
Deutsche Welle の教材を使ったドイツ語翻訳を勉強する機会を提供することを始めてからもう一年が過ぎました。毎週毎週テーマを探して、面白そうだと思った記事を載せておいて、訳を貰うとあわてて訳して送っています。日本語の表現の勉強になります。一般文章になるように気をつけて訳しているのですが、一年前の文章を見ると、やはり仕事の方の文体が時々顔を出しています。

今年になってからメンバーが増えたのは嬉しいことです。定期的にすることがこちらも習慣になりましたが、メンバーのほうも習慣になった方たちがいます。自分の経験から、進歩するには自分から行動を起こすことが大事だと思うので、行動を起こすきっかけを提供したいわけです。やりたいとメッセージをくれるのもモチベーションの1つなのでしょうが、「どうぞ」以上は言いません。その後で続くかどうかはこちらができることにもよるのでしょうが、ドイツ語教師ではありませんし、「共通の勉強材料を使いましょう」以上のものではありません。ただオンラインの教材と違うのは双方向へのコミュニケーションが成立していることでしょうか。まあできるときだけですが。

まだ時間は取れると思うので、この先も続けていくつもりです。

ドイツ語トライアル

2008-02-08 06:55:34 | ドイツ語
日常を口語的な文体で書いたある文章に、2つの動詞が同じ形で並んでいました。どう見ても変です。ずいぶんドイツ語の文章は読んでいますが初めてお目にか方のではないかと思います。提出した時に、当たり障り無く訳しておいて、良くある、動詞が1つ多すぎるタイプミスの間違いではとコメントしておきました。そうしたらわざわざ説明をしてくれて、これは強調したいので同じ動詞を繰り替えしたものだと理解するべきところと言うことでした。予想もしていなかった意外な説明でした。
まさか文章にこれは無いでしょうし、あえてそうであったとしても、動詞の間に少なくともコンマが入らなければおかしいとネイティブも言いますから、こちらの間違いではないと思います。

「ハイソウデスカ」と黙っていればいいのでしょうが、納得できないものははっきりさせて置かないと気がすまない性分ですから、第2部を送るときにこちらの意見を書いておきました。

ものすごく生意気な応募者だと思ったのでしょう、それ以来音沙汰はありません。

納得できないことを言われて不満をためてブツブツ言いながら仕事をしたくないので残念だとは思いませんでした。

ドイツ語って難しい?

2007-07-22 07:18:41 | ドイツ語
ドイツ語って難しいですか。日本人にとってR とLの発音を除けば、ちょっとだけ規則を覚えてしまえば書いてある通りに読んで大体分かってもらえるのではないでしょうか。

読み取りも、名詞は大文字で書いてあるし、品詞の性を頼りに文章構造もつかみやすいし。英語の特許を日本語にする教材で勉強した時は、つくづく英語ってあやふやだなと思いました。

文法を覚えたらそれがきっちり当てはまるのですから、ドイツ人気質に合っていますね。

ドイツ人らしいなと感じた出来事は「ツールドフランス」の実況中継です。ドーピングのスキャンダルが表面化して、ドイツ国営放送は中継を中断してしまいました。いい加減が嫌いな国民性ですね。ドイツのテレコムチームがかかわっていますし、ツールの前にアンチドーピング宣言をしていますから尚更と言ったところでしょう。融通が利かない国民性ともいえるのですが、今回はなんだか共感できました。

ところがドイツの民営放送が中継を放送することにしたので、今でもドイツで中継が見られます。国営放送の中断の意義が疑問視されています。

DW

2007-07-14 06:39:05 | ドイツ語
DWで新しいことを加えてみました。水野さんのやったことを見てのまねですから私が考えたことではありません。

訳を送ってくれた人に、「ここ良いですね」というメッセージを送ることです。そしてOK が取れたらトピックにも載せます。

せっかく送ってくれるのですから、目を通して、そのときにマークをつけるだけです。ちゃんと見ていると判ってもらえるし、ほめられる方が良いでしょう。下手なところは自分でもわかるし、いやじゃないですか、人に言われるのは。

私自身はあまのじゃくなので、「下手」と言われると、今のところは「じゃあうまくなります」と開き直って、勉強のエネルギーにします。「上手い」といわれたら「いやそんなことありませんよ。みんなこれくらいできて当然で、もっとうまい人がたくさんいます」と返事するでしょう。これは謙遜ではありません。

ひとりで翻訳をしていると天狗になりがちですが、幸いうまい人の訳を見る機会に恵まれたので断言できます。DWの訳でも私がお手本にしたいと思うような訳を送ってくださった方がいます。

ちょっと旨くなっただけで、まだまだです。

DWの教材

2007-07-07 06:44:27 | ドイツ語
DWの教材を週に一回訳しています。チラッと見てどれにするか決めるのですが、今回は専門分野に近いミイラの話だったので斜め読みもしないで載せました。

実際に訳してみたらこれが大変でした。名前が日本語では何というのかを確認しなければならないし、新聞記事も読まなければなりませんでした。実は大部分をドイツ語で勉強した分野なのです。通訳の練習などとは言っていられませんでした。

ここ一ヶ月くらい翻訳しなければならない量が多くて、キーボードをたたくだけで、通訳の練習からは離れていましたから確実に下手になっているでしょう。

日本語の知識がかけている分野の翻訳(まして通訳)はやはり大変だと思い知らされたテーマでした。

長い単語

2007-07-04 21:46:32 | ドイツ語
仕事をしていてやれやれと思う単語に出くわしました。

Tatbestandsvoraussetzungen

日本語で漢語を繋げることがきるように、ドイツ語もずらずらと繋げて単語にするので、いっぺんに訳語が出てきません。おまけにワード単位で単価を決めていればどんなに長くても1ワードです。

これで思い出したのが解剖学の名前で一番長ったらしいのが何文字かという話を講義で聞いたことです。こういう話を聞くと忘れませんね。sternocleidomastoideus胸鎖乳突筋です。

仕事はゆっくり特許をやっていたのですが、納期の迫ったものを引き受けたので、少し忙しくなりました。特許は勉強を兼ねて関連特許を探しておいたので、気分転換にはこれを読んで、訳文の校正とまだよく知らない分野の用語集めをします。

運転者の十戒

2007-06-29 05:52:49 | ドイツ語
今週のDWの翻訳の課題に使ったのはバチカンが発表した「運転者の十戒」でした。法王がこんなものを作ったのが何か意外で、テキストにもそんなことが書いてあります。翻訳の手抜きをしようと日本語訳を探したのですが、発表されたばかりなのでまだ全部が日本語にはなっていないようです。教会で使う言い方を日本語では知りませんし、訳しにくく、良い日本語とは言えませんが話の種にここに載せておきます。

自動車運転手のための十戒
1.汝殺すなかれ
2.道路は人と人とが交流する場であって死に至るような傷をつける場所ではない
3.礼儀正しさ、正しさ、周りへの配慮を、思いがけない状況での助けにせよ
4.事故の犠牲者には、慈悲深く、困っている人を助けよ
5.自動車を権力と優位を示すステータスシンボルとはするな、罪を犯す機会にするな
6.愛をもって、若い人ももう若くない人も運転できない状態のときに車を運転しないように説得せよ
7.事故犠牲者の家族を助けよ
8.事故犠牲者と加害者が適当な時に対面して、許すという解き離される経験ができるように配慮せよ
9.道路上では弱者を守れ
10.常に他人に対して責任があると思え

DWの記事

2007-05-30 02:59:14 | ドイツ語
またDWの記事を選ぶ日になったのですが、最近のテーマは面白く無いので古いものを見ていて、日本の事件にぴったりのものを見つけました。ドイツでの汚職を扱っています。

最近のものより少し長いし、内容も面倒なのですが、これに決めました。

昨日からまた翻訳一辺倒に近い日常なので、片手間に訳が書けるかどうか。いつもの一番乗りさんが送ってくれる前に訳しておかなければ。

バリ島に着いた息子のメイルでは25度以上とか。ここは10度になっらずで、1500mの頂はいまだに真っ白です。夕方には青空が出てきたので明日晴れれば融けるでしょう。

添削

2007-05-17 07:57:45 | ドイツ語
たまたま縁があって、ドイツ語の添削をしています。

私も十分経験しているのですが、添削してもらうということは「まずドイツ語を書く」ことが必要です。

ドイツ語を自分で書くということがとても勉強になるのです。文法書を見たり、辞書を引いて、性を確認したりしなければなりません。私はドイツ語の書き方、使い方を確認することもあります。人に見せるということですから、いい加減に書くわけにも行きません。自分で書いてみると、練習問題や読むのとはまったく別の難しさを経験します。

そしてこれを添削してもらうわけですが、どうしてこうなるのかを説明してもらわないと理由が分からなくて、見直すのが疎かになりがちだということを身をもって経験しています。

それでわたしはできるだけ説明します。また添削しただけではその時点のその人の水準のドイツ語で終わってしまいます。ドイツ人が使うドイツ語、ドイツ人に分かるドイツ語の文もいくつか添えます。これは家族に手伝ってもらいます。

今お世話をしている人で、こうして時間をかけてコメントを書いた成果が次のドイツ語の文章に出てくるのを見つけるとうれしいです。ちゃんと勉強してくれることがよくわかりますからこちらも次の添削にコメントをたくさんつけます。他の人へのコメントも丁寧になります。

いまのところはビジネスと割り切らずに、熱心に勉強している人の援助になることをする時間をつくっています。いつまでこんなことを続けられるか分かりませんが。

翻訳に関して他の人ために喜んで時間を割いているすばらしい方々から私が受けた援助を、DWの翻訳も含めて、私ができることで次の人に渡そうという意味もあります。