久しぶりに絵筆を持ちました。
急に暑くなり体調を崩されていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
暑熱順化したくとも熱中症と隣り合わせの6月となりました。
本格的な夏には、いったいどのくらい暑くなるのでしょうか。
どうぞ、お気をつけ下さい。
さて奥の細道7作目です。
「夏山に足駄を拝む首途(かどで)かな」(松尾芭蕉)
最近、図書館で借りて来た本です。奥の細道をドナルドキーンさんが英訳したものです。
日本文学に精通していたキーンさんですが、この英訳をするのは、かなり骨が折れ、
特に単数系と複数形の区別、定冠詞と不定冠詞の区別を訳者が判断しなくてはならない事など苦労した、と冒頭文にありました。
まだ読み始めたばかりです。
参考までに上の一句だけ、キーンさんの訳を載せます。
In summer mountains
I bow before his clogsーMy journey's just begun.
英語で読むと改めて、意味を深く捉えられる気がしますし、俳句という短詩を訳する難しさも感じます。
このところ物忘れ予防にラジオの英会話を聴いています。錆びついた脳みそには、とても難しいです。多少なりとも刺激になりますように、と願っています。
ご覧いただきありがとうございました。