楽しみに見ているNHKの大河ドラマ「青天を衝く」。
主人公、渋沢栄一の生家は染料の藍を家業としています。
藍といえば、私が墨彩画を描くのに使っている固形墨にも入っています。
書道具屋さんで、水墨画用にと、勧められた古梅園の「蒼苔」です。
桐箱の無い未仕上げ墨なので半額以下になっていました。
蒼苔以外にも子どもが使っていた習字セットに入っていた墨(比べると茶色っぽいです)も、使っています。
蒼苔の方は油煙墨に本藍を混ぜた青墨です。
ただ、これが(本当にごく稀なのですが)藍の色が周りに滲む事があるのです。
自分ではコントロール出来ないのは残念ですが、偶然青緑の藍色が出てくると、ちょっと嬉しいです。
ふつうは、青みがかった灰色〜濃い灰色の本来の発色です。
蒼苔で描いたものです。
昨日が誕生日だった猫好きの友のために…
「藍色の海の上なり須磨の月」(正岡子規)
栄養たっぷりの猫ちゃんになってしまいました。💦
ご覧いただきありがとうございました。m(__)m