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お山にお宮がたちました

お山の神様と神社仏閣めぐり

神魂神社 奥宮

2023-11-30 05:43:00 | 神社仏閣詣り
前回、出雲詣りをした時に、大好きになった神魂神社。
今回、皆んなを是非案内したいと思いました。





手水社で手と口を清めます。


この素朴なお社が大好きです。
空気が美しく清らかで、何度も訪れたいと思うお気に入り神社になりました❤️







山の上に少しだけ上がってみました。




そして今回、どうしても訪れたかったのが、神魂神社の奥宮といわれる地です。
前回、帰ってから奥宮があると知ったのですが、この地を知るや否や、必ず行こうと決めました。
立正大淞南高校の敷地内にあり、案内も無いため、奥宮があるとはなかなか気付けないのです。。
途中の坂道には、神の鎮まる山と書いてありました。

学校の敷地内なので、入って良いのかわかりませんが、何か言われれば、神様にお詣りさせて頂きたいですとお伝えすれば大丈夫だろうと校門をくぐりました。

途中で学生さんに会ったので
『神魂神社の奥宮はどちらにありますか?お詣りして良いですか?』
と尋ねると、
『磐座のことかな。。校舎を超えたすぐのところです。どうぞ。』
と快く言ってくれました。

そして到着です。来れて良かったです❤️
溢れる御神気に感動です。


こちらの鳥居をくぐると、『道』と書いた石碑がありました。



鳥居をくぐった先の空気が澄んでいて、本当に素晴らしいと思いました。



縄文時代、長い間、平和な時代を築き上げたとされる出雲王家の磐座。





『出雲王国とヤマト政権』(表紙は神魂神社)という出雲口伝を読んで、どうしてもここに行かなければと思いました。



素晴らしかったです🥹
お詣りさせて頂き、ありがとうございます。



帰りに可愛い白椿が咲いていました。


今回の旅は親友の熊さんも一緒です。
美人の熊さんに、こちらの白椿を見ながら、
『熊さんみたいだね。。。』
と言うと、喜んでました❣️

白椿って可愛い花ですね。




玉造湯神社 

2023-11-29 05:35:00 | 神社仏閣詣り
神有月出雲参拝一泊の旅は、玉造温泉♨️に泊まる事にしました。
人数が多くて、なかなかホテルが取れなくて、やっと取れたのが出雲大社から車で1時間ほど離れた玉造温泉街にある宿でした。

結果は、大正解でした。
温泉も良かったし、食事をはじめ、全てが素晴らしかったです。

早朝は、ホテルから徒歩3分のところにある玉造湯神社に向かいます。
玉造湯神社も行ってみたい神社の一つでした。

神社の前の玉湯川には恋 (鯉) が泳ぎ、恋叶橋を渡ると素敵な相手が現れる…という話も。


確かに、鯉いました😆





御祭神は
御祭神櫛明玉神(くしあかるたまのかみ)
大己貴命(おおなもちのみこと)
少彦名命(すくなひこなのみこと)
五十猛命(いそたけるのみこと)
です。

創建時期は不明のようですが、奈良時代に完成された「出雲国風土記」に玉造湯社と記されている古い神社で、大名持命と少彦名命の二神が、玉造温泉を発見し、温泉療法をお開きになったと伝えられています。



玉造はその名のとおり古代から勾玉や各種玉類の一大生産地であるとともに、千三百年を遡る「神の湯」「美肌の湯」といわれる温泉の地です。

温泉はとても気持ちが良かったです♨️



鳥居をくぐると紅葉がとても綺麗でした。



拝殿、本殿にてお詣りです。
掃除が行き届いた清々しい神社です。








温泉の神様と勾玉の神様が祀られる玉作湯神社には、はるか昔から不思議な力を宿し人々の信仰を集める願い石があります。
綺麗な丸い石で、湯山王大神の石碑があります。




早朝参拝は気持ちが良いです。





温泉は疲れや病を癒してくれるので、神の恵みですね❤️


この山の頂上に鴉天狗さんがいるとのこと、行こうとして、一人でかなり登ったのですが先が見えず、時間の関係で今回は諦めました🤦‍♀️。
残念。。。😢
多分もう少しのところだった気がします。

そしてネットより😂

山の頂上まで行くと宍道湖が望めるようです。


奉納相撲が行われていたようですね。紅葉の絨毯が美しかったです🍁



参道石段脇にある出雲玉作跡出土品収蔵庫です。
1960年(昭和35年)に建てられた古代家形埴輪を模した収蔵庫で、約700点の古代玉作りに関する資料が収蔵され、そのうち、玉類及同未成品 184箇、砥石残闕共 162箇などが国の重要文化財に指定されているようです。



伊勢神宮まで480キロ、徒歩だと四日とあります。
徒歩では行けないけど、年末恒例にしているので今年もお詣りに行きますね。





そして温泉の湯。



こちらで少しお湯を頂きました。
お風呂に入れようと思います🙇‍♀️







2023 神有月 出雲大社

2023-11-28 05:44:00 | 神社仏閣詣り
今年2回目の出雲大社です。
神有月、大人数で出雲詣りに出かけました。
土日を使った一泊二日の旅です。



先ずは稲佐の浜にて出雲大社にて交換する砂を拾います。



そして、出雲大社に向かいます。





神有月の土日という事もあり、出雲大社は沢山の人で賑わっていました。


ご祈祷を皆んなで頼み、拝殿にて祈祷をして頂いたのですが、祈祷後に普段は入れない八足門内に入りお詣りさてせいただくことができ感動しました。
貴重な経験をさせて頂きました。



神様がお泊まりになるといわれる東十九社と西十九社ですが、いつもは扉が閉じられているのですが、神有月は開いてますね。
八百よろずの神様が、こちらでお泊まりになっていると思うと、全てにお詣りしないといけないと思い、一社一社、手を合わせてきました。





素戔嗚尊が祀られている、素鵞社にて、稲佐の浜のお砂を納め、出雲大社のお砂を頂きます。
この日は行列が出来ていたので、急ぎの方はこちらでとお砂交換の場が設けられていました。



お砂は素鵞社の下にあります。
頂いて帰ったお砂は、お山の神様のところに持っていこうと思います。。



素鵞社は本殿の真後ろに鎮座しており、その裏が八雲山です。



出雲大社の大しめ縄です。



裏手にまわると、国造家鎮守社があり、ひっそりと神様が祀られていました。
こちらまで足を伸ばす方は少ないのか、この日も人がいませんでした。



静かにお詣りしました。



大社を出ると、北島国造館がすぐ隣にあり、寄らせて頂きました。
出雲大社の宮司さんは千家さんと北島さんで、北島国造館は神社ではなく、北島さんが運営する出雲教の神殿のようです。



こちらも、滝があったりして、とても立派なのですが、参拝者はとても少なかったです。



こちらで、少名毘古那神が祀られていました。
スクナヒコ様は大国主命の国造りをお助けになった神様であり、病気の治療法を伝えたり、温泉を発見したり、鳥獣被害の災いを祓うまじないを伝えたりされた神様です。


亀の尾の滝です。


もう少し足を伸ばし、小道を入っていくと、命主社があり、その裏に真名井遺跡がありました。

大国主を助けたとされる神皇産霊神が祀られています。神産巣霊神は、古事記に登場する天地開闢の神様の一柱で、この宇宙が誕生した時に3番目に登場された神様です。



こちらは真名井遺跡であり、古代祭祀場のようです。



樹齢1000年を超えるといわれる御神木のムクノキです。何とか頑張って欲しいと思います。



出雲大社に朝の10時に到着したのに、気がつくと夕暮れ時になっていました。





出雲大社を一日かけて満喫出来、満足の1日となりました。
行動するものですね❣️

神有月に出雲に来れて幸せです❤️



美しい星

2023-11-24 07:23:00 | つぶやき
宇宙の中に存在する地球は青く輝き
どんな星よりも美しいと思います。

自転をし、公転をし、
朝があり夜があり、
太陽が昇り、月が満ち欠けし、
風が吹き、星が輝き、
地球は生きています。

こんな美しい地球🌏に生まれ、
命をいただいている人間は、
地球の構成員として、
共存してこの星を守らなければならないですね。

人も動物も植物も、生きとし生けるもの全て
地球の細胞。
その細胞ひとつひとつが、笑い喜び幸せを感じるなら、親である地球は喜びます。
逆に、その細胞が怒り悲しみ妬んだり恨んだりするなら、親である地球は悲しみます。

愛、笑顔、感謝、大切ですね。


こんな美しい地球ですが
破壊は一瞬であり
その再生には時間がかかります。

破壊の規模が大きければ大きいほど、
その再生には気の遠くなるような年月がかかります。

地球は生きています。
潮の満ち引きは地球の呼吸。

世界の全ての人が、地球の構成員として、
自分たちの星を守るという役割に気付き、
地球を喜ばせ
愛の星として
地球を存続させていかなければならないと思います。

こんな美しい星に住み、恵みを頂いているのですから。

私たちの星である、美しい地球も
大宇宙銀河の中でみれば、きっと細胞のひとつですよね。

大宇宙銀河における地球の存在意義は、
一人一人の心から始まるのかもしれないですね。







小村神社 金銅荘環頭大刀拵・大刀身

2023-11-21 05:40:00 | 神社仏閣詣り
年に一度、11月15日だけ、小村神社の宝物館が開きます。
随分前にこの事を知り、カレンダーに印をつけて、宝物館にある国宝を観に行こうと決めていました。



こちらが、国宝に指定された
「金銅荘環頭大刀拵・大刀身(こんどうそうかんとうのたちこしらえ・たちみ)」
です。
写真を撮るのは禁止されていたのでお借りしました。


小村神社HPより

実際に観てみると、素晴らしくて、古墳時代のものとありました。

今からおよそ1400年ほど昔、小村神社の御神体として奉祀されたもので、今日まで完全な姿で伝わる日本で唯一の伝世品で最古の宝剣のようです。
鞘は金銅と板金で作られており、1958年、国宝に指定されました。

いったい、どういう経緯でこんな立派な剣が土佐にやって来たのでしょうか??

毎年、秋例大祭時にのみ、一年に一日だけ一般の拝観ができると知り、これは行かねばとなりました。

小村神社は、普段はひっそりとしていて、人も少なく、静かに参拝するのですが、この日は人が途切れることなく訪れていました。
宝物館の入り口には警備の方がいたりと、雰囲気が違いました。



宝物館を観終わり、いつものように社殿や御神木をお詣りしました。
社殿を見守るように背後にそびえ立つ御神木は威厳があり、龍が昇るかのような力強いエネルギーを感じます。

この御神木は、樹齢千年を超える牡丹杉で、有事の前に光るという伝統から「燈明杉」と称されています。



小村神社の御祭神は国常立命です。
御由緒は用明天皇2年587年鎮座とあり、その
用明天皇は聖徳太子のお父様にあたります。

宝物館拝観の際に頂いたチラシには、
泥土が固まり大地となることを神格化した国常立命を祀る神社の御神体が大刀であり、
その大刀が天候を操る水の神である龍神を象徴している環頭大刀であること、
このような素晴らしい宝が、この社に授けられた理由のようなことが記されていました。


江戸時代の土佐の歴史研究の基本的史料である『南路志』に、小村神社の御神体は剣である事が記されてあるようなのですが、長い間、社殿の奥深くに秘蔵されており、宮司さんでも、研究者でも、その事実を確かめる事が許されなかったといいます。

しかし昭和30年、研究者達の熱意が実り、古代の剣にベールを脱がせたとあります。

このような見事な直刀が、千数百年前の姿のまま、社殿の奥深く伝世されていた例は全国的にもなく、昭和33年に国宝に指定されたようです。



こんな凄いお宝が、田舎の小さな神社にあり驚きです。

本当に大切なものは人目につかないように、ひっそりと存在して、霊気を蓄えているのだと、改めて思いました。