私の 37か国の 旅日記

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トレドの夕景は印象的

2016-12-03 12:20:00 | 日記
ヨロッパなどの宗教画と異なり、生身の人間を思い出させないように、立体感
を無くして平面絵に描いているのが特徴・・・と旅の間書き綴ってきたメモに
はしっかりガイドの説明が書いてあった。

昼食後、フリータイムで、トレドの街の散策へ出てきた。アルカ―サー(城)
を見学のため4時に入り口まで来ると、中から迷彩服を着た2人の兵隊が出て
来て「今日の見学は休みだ。明日来てくれ」という。
ここはスペイン市民戦争の時、激しい攻防戦が繰り広がれた所で、戦争博物館
だった。街も閑散としていたのでホテルへ帰ることにした。

今日のホテルは、トレドの旧市街から車で15分程離れていて、トレドの街を
前方に見渡す所に有った。
 
ここから観た夕景は非常に印象的だった。トレドの街が切り紙細工のように、
黒いシルエットを残し、広い空一面を、初めピンクがかったオレンジ色に染め、
次に茜色に変わり、そして古代紫へ色を変えながら暮れていった。
空気が乾燥していて色が鮮やかで、こんな綺麗な夕焼けは滅多に観れるもので
はない。としばらく時間を忘れて太陽が沈み暮れてしまうまで眺めた。
 
夕食はクリスマスでも有り、ご馳走を食べるため国営のパラドールオーガス
(貴族の館)のレストランまで行く。そこは街の外れで高台になっていて、
ライトアップされたトレドの街が見渡せ、ホテルを兼ねる館の内装からも、
年代を感じ、洒落た雰囲気からはスペインの旅情うを感じた。

12月25日(土)

トレドを10時に出発。アングリシャ方面に向けて南下する。ラマンチヤ地方
(アラビア語で痩せた土地)に入った。今までの風景とはがらりと変わり、別
世界の風景が広がる。🍀 明日に続く。

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