弟が知事選!?

県知事選に出馬する候補者の兄の日記

いきさつ(2)そして感謝

2004-10-23 21:55:15 | Weblog
 今日選挙事務所のリース品撤収しました。最初と同じがらんとした何もない事務所になりました。この「無」からすべては始まったんですよね。
けっして最初から素人選挙をやろうと思っていたわけではありません。東京の支援グループから押されたとはいえ選挙をする場所は新潟です。イメージは四輪駆動の自動車で、前輪は新潟で実質選挙運動をするメンバー、後輪は後方支援する東京のグループって感じで。ですからまずは新潟で選挙を仕切れる人を捜しました。選挙経験者から人を紹介してもらったりといろんな方を紹介していただきお会いしました。しかしこちらは素人なので誰にどのような形でアプローチして良いものやら・・・。こちらの体制が整ったら後方支援をするよと言った人に巡りあっても、選対をまかないますといった人に巡り会わなく、時間だけが過ぎてしましました。相談に乗ってもらってた新潟の人々は、早く正式に記者会見をした方がいいとアドバイスをくれます。たしかに正式な記者会見をしない限りこちらの事は表面化せず、支援同感してくれる人にも巡り会いませんから。落下傘の人間の選挙を面倒見ると言うことはほんとうに大変なことで、そう易々請け負ってくれる人はいないのが現実でした。孤軍奮闘をヒシヒシと感じ始めました。東京の支援グループのメンバーである朝日新聞もと論説主幹田中豊蔵氏や朝日新聞もと田中派番記者井田敏夫氏からは「現状をしっかり把握し今までのこと、将来のことすべて考慮してこれからの事を自分で決めなさい」といったアドバイスが最終的にあり、本人は熟慮の末、現状での出馬に踏み切りました。紛れもなく地盤看板カバンは無く有るのは「志」のみ、といった状況でした。どんな状況であっても高き「志」のみが弟の行動の原動力であり、そしてそれが進むべき大義だったのです。
メインメンバーは本人も入れて3人の選対です。私は選挙の「せ」の字も知りませんでしたから、選対本部長や事務長などといった立場になるとは考えてませんでした、身内でもありますし。そしていつでもそういった人が関われるよう私は「世話人」といった肩書きで通させてもらいました。選対でコメントする人間が「世話人」というのも非力丸出しでしたが、現実そうだったのです。
告知前から手伝ってくれたボランティアの同級生さんや告知後ずっと来てくれた同級生の妹さん、ほんとうに助かりました、ありがとう。沢山の方のお力を借りながら、非力というのも何ですが、そんなこんなで素人選対スタートしたのでした。
途方に暮れながらマップ作りをした、12000枚のポスター貼りも98%以上貼ることができました、沢山の人の協力が有ってのことです。本人も敗戦の弁で「選挙は一人でやるものじゃあなく、沢山の人とやるもの。その事を痛感し、そしてその沢山の人にたった一つ報えることは、<当選>する事。志同じくして共に運動してくれる沢山の人々に恵まれるよう行動し次を目指し、そしてその人々に報えるよう必ずや<当選>する」と誓っておりました。けっして大勢とはいえませんでしたが、しかしとても大きな力になってくれた、支援者お手伝いしてくれた皆さん、ほんと感謝しています、そして必ずや必ずや今回のこと報われる時が来るでしょう。
異次元の世界にいたようなこの二月あまり、疲れもピークでしたが過ぎてしまえば沢山の事が得られた貴重な期間でした。いま又以前の世界に舞い戻りあくせくと仕事をやっていますが、少し自分の中でも意識改革があったように感じます。鼓舞新潟!鼓舞伊藤!今はそんな思いです。

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