弟が知事選!?

県知事選に出馬する候補者の兄の日記

鼓舞新潟

2004-09-20 20:43:20 | Weblog
 結果的に選挙事務所に張り付いている状況です。とにかく手が足りません、やることが満載です。朝から晩までMAXで仕事があります。弟が出馬を固めたときに知人にその旨伝えたのですが、皆「大変だねえ、仕事でき無いねえ、寝れないねえ」と口をそろえたように言われました。全くその通りになっています。だけどやるしかないです。もともと若手アーティストなど志や才能がある人を、フォローしプロデュースしてきました。私も若い頃いろんな方の後押しがあり今に至っています。志しある人、ひとすじの可能性にかけ、がむしゃらに向かっていく人、そんな人が好きで後押しをしてきました。それが家族、弟であっても同じ事。「なにを考えている!不可能だ!馬鹿じゃないか!売名行為か!」と巷では言われているかもしれません。確かにとてつもない事をしようとしています。負けずに向かっていけるのは志を持っているからでしょう。可能性があるのにやってもみないであきらめる事が嫌いな弟ですから、がむしゃらでやってます。それを端から見ているこちらにもパワーが湧き出ます。典型的な新潟人の私ですが、鼓舞されてがんばってます。
とはいえ人手が足りませんです、ほんとうに・・・。

ポスターの場所

2004-09-19 23:15:00 | Weblog
 政党に所属してなかったり、新人の候補者にとってポスターを貼る場所を認識するのがとても大変です。県が一括してポスター配置の地図を提供してくれる訳じゃあなく、各自治体の選管に問い合わせなくてはなりません。そして各市町村の選管からポスターを貼る掲示板のマップが送られてきます。これが又様々で・・・貼る人のことを考えたマップからそうでない物まで各自治体の対応は様々です。faxで送ってくれるところあり、返信の封筒(切手付き)を要求するところ有り。行政はサービス業なのですからその辺意識を持ってもらいたいと思います。市民が行政に文句を言える環境、それによって行政も危機感を感じる環境になって欲しいものです。行政も民間と同じ感覚に、そんな意識改革も弟は訴えかけています。

選挙前哨戦

2004-09-18 23:08:24 | Weblog
 遅ればせながらいよいよ選挙前哨戦に参戦です。新聞の取材にも答えてますが、こちらのキャンペーンは「知事選に行こう!」がキャッチフレーズで、若者をはじめ多様な人々に知事選に関心を持ってもらうことから始めてます。だいたいちまたは知事選に興味を持っていません。不可解な候補者の擁立劇、相変わらず巨大なバックボーン(党)の関与、県民党を掲げていた前県政からがらりと県政が変わるかもしれないのに、県が財政管理団体(会社でいう倒産)寸前だというのに、ほんとちまたは「誰でも良いや」ってな感じで盛り上がってませんねえ。ですからまずは知事選に興味を持ってもらうこと、そして今回の知事選はどういったことが起きているのかを理解して選挙行動してもらうこと、を望んでいます。で早速街を練り歩きました、「知事選に行こう!」で。

留学時代

2004-09-18 00:09:45 | Weblog
 アメリカ留学中手紙などでお互いの情報のやりとりをしていました。勉強している内容は私にはよくわかりませんでしたが、ルームメイトの事や街の事、学校の事など色々の話を手紙で聞いていました。インターンシップ中も同様です。写真に写っているエドワード・ケネディー氏のオフィスでインターン研修をしていたようですが、その時の話題で今でも良く覚えていることがあります。それは弟が毎日一つの日本語をオフィスの皆に教えていたという事です。それもかなりやさしく教えていたようで。たとえば「グッドモーニング」は「オハヨウ」、だけれどそれだけじゃあなかなか覚えてくれない。「オハヨウ」は「ステーツオブオハイヨ」つまり「グッドモーニング」イコール「オハイヨ州」ってな感じで教えていたみたいです。これってボストンで日本語の塾の講師のアルバイトをした時の産物だったのかも知れません。とにかく一日一語日本語を教えていたと聞き、本人のインターン研修もさることながら、それは実のあるコミニケーションだなあと当時思ったものでした。

民間人は一人だけ

2004-09-16 23:54:04 | Weblog
 地盤看板鞄のない草の根選挙。組織(党)の御神輿にのっかている陣営とは全く対照的にお金のかけない選挙を進めています。弟の肩書きは「出版社社長」といったプロフィールではありますがけっして大企業ではない、どちらかというと小さなベンチャー企業です。バイリンガルのタウン誌やJAICAでのODA関係の冊子を出版しているので出版社ということが一番わかりやすかったのでしょうが、ミクストメディア事業も展開してる会社です。最初出回ったプロフィールに資本金が書いてあったりで、一見今流行のベンチャー社長と同じように見られそうですが、もちろん野球球団を買うほど力があるわけじゃありません。ちなみに記者会見時、記者クラブの面々からは「○イブドア」というあだ名を付けれれていたようでした。
資本金額をプロフィールに載せたのは、「裸一貫からのスタートでこれだけの株主さんや応援者の理解を得ることができた」といったベンチャー意識の表れだったようです。私的にはそんなことはどうでも良いのに、って思いましたが、本人的にはまさしく地盤看板鞄のない人間がそれなりに評価受けたことを表したかったようです。
ベンチャー企業というと一発屋っていうようなイメージを持たれる人もいると思います。カタカナ表記だからそんな風に感じるのかもしれませんが、いわゆる「起業家」ということですからねえ。
これもイメージの意識改革が必要ですね。けっして「○イブドア」的じゃあないですので誤解無く。っていうか球団くらい買える力があれば「地盤看板鞄がない、あるのは志だけ」などと言いませんよね。

災害をどうとらえるか

2004-09-16 00:20:57 | Weblog
 弟が最終的に知事選出馬を決心した地、三条の五十嵐川を訊ねました。土手が切れたところは改修工事の囲いがありましたが、土手にはもう緑(雑草など)が生え乱れ、とてもこの川があの惨事の中心地であるとは思えませんでした。「個人が守り得る事のできる物(財産)と、個人ではどうすることもできない大きなものがある、その大きなものは政治力や行政にしか守り得ないものだから、トップたる者の行動で大きく左右される。その事を念頭に置いてリーダーシップを発揮せねばならない」といったことを弟は主張しています。確かに日々の生活は、特に新潟県のように自給率が高い県では、普段の自分たちの生活は自分たちで守ることができるかもしれません。しかしいざ自然災害、いざ人災といった事は自分達ではどうすることもできません。そのときにダメージが大きくなるか小さいかは絶対に政治力がものをいいます。「風邪を引いてからの対処療法をするより風邪を引かないような予防をしなければならない、風邪を引いてしまったらこじらせないようにしなければならない」災害に対しての取り組みが政治力のみによるものだとするなら、リーダーがその事に関して何を考えているかがとても大切なことだと思います。

第二の故郷

2004-09-15 00:35:46 | Weblog
 柏崎は高校卒業後民間企業に就職し過ごしたまちだから、弟は第二の故郷だと言ってます。山奥の現場で田中角栄氏にも遭遇したようです。それはそれは強烈な記憶が刻まれているようで。そして、多感だった青年期に、尊敬していた角栄氏のロッキード事件判決。その事件は相当ショックだったようです。裏日本の過疎地に政治力で闘ってきたヒーローが方や表日本側からは刑事被告人として巨悪の烙印を押される。選挙権もない弟が角さんの事を追っかけ、そして抱いた簡潔な問題提起「真の民主主義とはなんだ?」その時からその問題を解決・理解するための行動が始まったようです。そして20年を経て今に至ってます。弟はよく話します「生まれて今まで約40年自らの事プライベートなことで自分を形成してきた、そしてこらからの40年は公のために自らを捧げる」と。相変わらず直球ストレートな正義感。
そんなこんなで、青年期を過ごしたということだけじゃあなく、今後の人生にとっての原点が柏崎にあるんです。だからこそ第二の故郷だと公言できるのでしょう。今日はその柏崎を色々とご挨拶まわりで時間を費やしました。

略歴長すぎ?

2004-09-13 23:47:27 | Weblog
我が家(実家)はどちらかというと放任主義で、教育に関しても進路はすべて自分で決めてきた兄弟です。親父は職人でいつも仕事のことを考えているタイプでした。親父の教育に関する考えは、本人が望む進路に関して社会人になるまでは親が面倒見て、社会人となって独り立ちしたらもう援助はしない(これってあたりまえですね)、という考え方でしたね。高卒で企業に就職した弟が、職を辞めて「留学したい」と言ったときには当然の事ながら猛反対されました。お袋的には「アメリカに行ったら殺されるぞ」ってとんちんかんな反対理由でありましたが(これって母親の愛情ですはね)、親父的には前述の理由で反対してました。渡米費用や学費程度は働いて蓄えがあったとしても、留学中の生活費は援助無しではいられません。ここでも粘り強く両親を説得して晴れて渡米したのでした。
渡米後政治系の勉強をしてきたのですが、端から見ると政治学専攻ってのはよくわかりません。普通は卒業したらどこかに就職する、その場合政治学専攻ってのはどういうところに就職するんだろう?なんて余計なことですが人ごとながら考えていました。結局はアメリカで殺されることなく(当然ですが)帰国し、多様な職を経験し今に至っているわけです。
考えてみたら大学を卒業したら企業に就職することだけが進路じゃあないですよね、政治家という者はこういった多様な経験が必要だとも思います。ただ、略歴に色々書くとなんかよくわからないって感じになり(やっぱ一流大学卒業後就職今に至るは解りやすいですから)、今回も端からは「うさんくさいやつ」っていう評も無きにしもあらずだったようです。多様な経験が評価されないってのはちょっと時代遅れな感がありますが、ていうかスマートな進路の政治家より、義務教育しか受けてないとかの、たたき上げの政治家(田中角さん系)も今の時代には必要だと思うのですが。

県端訪問

2004-09-12 23:04:34 | Weblog
 今日は新潟県の北端山北町と村上をまわり、最後にビックスワンにアルビをサポートに行きました(後半だけでしたが)。引き分けは残念でしたが、サポーター仲間に弟を紹介し激励の言葉を頂けたことはとてもありがたかったです。あっちこっちまわって最後アルビでヘトヘトな私に対して、体育会系の弟は爽やかな時間を費やしたって感じで、ケロッてしてました。さすが政治家志望。政治家はタフが命ですからね。
 アルビサポも市陸の時代は閑散としていましたが、今じゃあスタジアムに四万人を収容しています。それもまだホーム一勝もしてないのにです。大勢の人の支持はアルビに対する沢山の「愛情」と「夢」によるものだと思ってます。そしてそんな「夢」を語らなければ大衆はついてこないんですよね。

団体支援決定!

2004-09-12 01:47:38 | Weblog
 新聞報道によると、伊藤ゆうじは団体の支援を受けない的な報道がされてましたが、かなり誤解を招きますので訂正させていただきます。支援は個人団体を問わず受けます。つまり団体にすり寄っての支援を受けないということです。
で本日晴れて正式(何が正式かわかりませんが)に団体支援決定!新潟工業高校土木科同級会による正式団体支援決定です。
高校の同級生はほとんどが土建業界にいます。弟の政策「土建王国から観光立県に」は友人にかなりの波紋を呼んでました。皆生活がかかっています。これでは支援できないという者も最初いました。しかし「これは言葉のイメージで、観光立県になったからといって土建工事が無くなるわけじゃあない。人が集まれば道路の整備もしなくてはならないし、休憩施設も必要になる。つまり御上から仕事を頂くというイメージから、自分たちで仕事を作る努力をしようというイメージへの意識改革なんだ」と粘り強く説明していました。そして晴れて皆から理解を頂き団体支援決定!トップが支援を決め構成員に支持させるタイプと異なり、苦しい立場の人間が皆我が身のこととして理解し支援を決める。これって強いです。まさしく草の根選挙を傍らで見たという感じでした。