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株式会社グリーンアシスト  植彩 ~植物で彩る~

仙台の株式会社グリーンアシストです。
植物に携わる仕事を通して日々感じた事をそのまま書いてみたいと思います。

シマトネリコ  屋外でも仙台の冬に適応できる!

2014-02-19 | 植物あれこれ
毎日厳しい寒さが続きます。
昨日は雨水、「空から降るものが雪から雨に変わり雪が解け始める頃」とありますが、
Wikipediaには「実際には積雪のピークでありそれゆえこの時期から寒さも峠を越え衰退し始めると見ることができる」と書いてありました。
先日の大雪がこの冬のピークだといいのですが・・・


モクセイ科の樹木、シマトネリコ。
細かな葉に趣と品があり、使い方によっては自然風な風合いにも和風的な風合いにも、そして洋風的な風合いにも似合う存在感のある樹木です。
原産地は台湾や琉球列島など東南アジア熱帯雨林気候区です。
参考にしていた本には寒さには強いとありましたが、以前教えてもらった話などから屋内であれば-0℃~-2、3℃でも耐え得る、という耐寒レベルでの認識でした。
別の本には寒さには弱いので地植えする場合は関東以南なら可、との記述が。
以前東京のビルの屋上緑化でシマトネリコを植栽していたのを見て、直接雨や雪が当たるような屋外でも東京近郊の冬の寒さなら大丈夫だという事がわかりました。
氷点下5℃以下になる時もあり真冬日の日も数日ある仙台では屋外での管理は難しいのだろうと思っていたのですが、これはただの思い込みでした。
屋外の軒下なら葉が赤く変色することも無くなんら問題ないようです。
また雪や霜が直接当たるような場所でも、葉が赤茶に変色するものの枯れることはないようです。
本で得る知識も大事ですが、実際に自分の目で見てやってみることが一番確かですね。



軒下で管理していたシマトネリコ。
通常の光沢のある緑色の葉のままです。


寒風が当たる場所で管理したシマトネリコの葉。
こちらは幾分茶色く変色しました。


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