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工場長のオフィシャルブログ

適当に更新する予定です。

終末のフール 読了

2009-07-07 00:09:31 | 
今回は伊坂幸太郎さんの作品です。
いや~、これは実に良かった。一気に読めましたわ。

ちょっと前の「死神の精度」も読んでおもしろかったけど、実は会社の近所で映画の撮影をしてたのがきっかけで読み始めた作品でした。
今回は純粋に読んでみたいと思って買った本。

内容はというと、8話からなる短編集。
しかし、ただの短編集ではなく、3年後に小惑星が地球に衝突して滅亡するという状況における、あるマンションの住人の生き方が共通のテーマとなっています。
さらに、各話で主人公は異なりますが、それぞれの話が連動しています。

万一、自分がそういう状況に置かれたらどうなるかなと思いながら読みました。
生きるということ、死ぬということを考えさせられたなと。

これもまた映画化されへんかなと思ってます。
もーいっかい、読み直そ。

草原からの使者―沙高樓綺譚 読了

2009-07-01 23:14:46 | 
今回は浅田次郎さんの本です。
いつもの浅田ワールドっぽい4編からなる短編集でした。

個人的には表題にもなってる草原からの使者がよかったかと。
なんといってもわしの好きな競馬の話なんでね。

まあ、他もそれなりという感じがしたけど、地下鉄(メトロ)に乗って、に比べたらどうかと。

ジウⅠ 読了

2009-06-23 00:20:37 | 
今回は誉田哲也さんの作品です。
前にストロベリーナイトを読んだことがあります。

前回ほどではないですが、描写がきついところがあります。
最後もなんかあっけないというか。

まあ、続きもんなんで導入部とすればこんな感じになるのでしょうか。
可か不可かと聞かれれば可と答えますが、続きを読むかと聞かれると微妙なところです。

空の中 読了

2009-06-10 22:42:43 | 
海の底を読んでこれも読みたくなった作品。
時期的にはこっちの方が先に発表されてるねんけどの。

設定上は仕方がないねんけど、フェイクの話し言葉がちょっと読みづらい。
まあこれも敢えて難点を言えばというだけで基本的には良い作品です。

特に最後はほろっと来たな。
電車で読んでてちょっとやばかったくらいやった。

海の底 読了

2009-05-27 23:25:55 | 
図書館戦争で有名な有川浩さんの作品です。

いや~、この本、いいです。
話は海上自衛隊と巨大ザリガニを中心としていますが、でてくる人物がみないい奴ばかり。
心温めるというか、微笑ましいというか、癒し系作品でしょうか。

これは空の中も読まないかんね。
図書館戦争シリーズも早よ文庫化せんかなぁ。

向日葵の咲かない夏 読了

2009-05-14 23:45:47 | 
「このミステリーがすごい! 2009年度版 作家別投票第1位」ということで買ってみた本。

読んだ感想は、何がいいのかわからなかった…。
題材も決して気分のいいもんではないし。

専門家とは視点が違うということやろか?

鴨川ホルモー 読了

2009-04-30 22:55:41 | 
これはおもろかった。

最初は意味不明な感じやったけど読み進めるうちにジワジワとおもしろさが伝わってくるねんな。
バカバカしい方が大きいかもしれんけど。
とは言うものの最後は微笑ましくなれたし。

けど作家さんて、こんなんよー考えるなあと感心しますわ。


-追記-
ブログパーツがあったんで貼ってみた。

花水木―東京湾臨海署安積班 読了

2009-04-25 01:07:23 | 
今はドラマもやってる安積班シリーズ。
今回は短編集でした。

警察が舞台ではあるものの、いわゆる警察小説とは全然違うジャンルの小説かと。
相変わらず人間性の良さが伝わってくるね。
なかでも「薔薇の色」はちょっとメルヘンチックな感じもあり、今回の話の中で一番気に入りました。




特殊防諜班 標的反撃 読了

2009-04-22 01:13:49 | 
シリーズ第三作目です。

前作に続き、真田とザミルのコンビが活躍します。
テンポがよくて、やっぱおもろいですわ。
ちょっと現実離れしているとこもあるけどの。

次は秋に刊行される予定らしいのですが待ち遠しいです。

ブレイクスルー・トライアル 読了

2009-04-16 00:13:15 | 
このミス大賞ということで読んでみました。
最初はどうかなと思てたけど、最後になるにつれて段々とおもしろくなってた気がします。

ただ、同じこのミス大賞のバチスタシリーズの方がおもしろかったかと。