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工場長のオフィシャルブログ

適当に更新する予定です。

追伸 読了

2010-04-30 01:00:04 | 
真保 裕一さんの作品です。
結構有名な作家さんやけど、彼の作品を読むのは初めてだったかも。

内容はというと、メインは手紙のやりとりです。
人に言えないこと、逆に伝えたいことを、直接ではなく手紙を通じてやり取りする。
こういう形式の文章は新鮮で面白かったです。

屋上ミサイル 読了

2010-04-22 01:09:38 | 
このミス大賞受賞ということで読みました。

屋上部という変わった部活のお話。
いろんなタイプのキャラがでてきます。
それはないやろということもありましたが、それはそれでよし。
青春物は読んでいて清々しいのでいいですね。

使命と魂のリミット  読了

2010-04-06 00:49:25 | 
個人的には珍しく東野圭吾さんの作品です。
別に避けているわけではないですが、容疑者Xの献身以来かな。

病院を舞台にした話です。
表題にあるとおり「使命」がテーマとなっています。

推理、という点では難しいものではありませんが、読み味がスッキリとくる作品だと思います。
しかし医療事故の判断は難しいんでしょうなぁ。

特殊防諜班 聖域炎上 読了

2010-03-20 00:21:41 | 
シリーズ第六弾になります。

今回は恵理の超能力ぶりだけがクローズアップされている感じ。
最後もあっけない幕切れで、このシリーズの面白みに欠ける気がしました。

次作が最後みたいですので期待したいとこ。

真夏の島に咲く花は 読了

2010-03-13 09:38:11 | 
垣根涼介さんの著書です。
君たちに明日はない、シリーズがおもしろかったので買ってみました。

フィジーを舞台にした異なる民族の4人が主人公の話。
民族性の違いによる性格や価値観の違いが描かれていて日本にいては味わうことのできないと思います。
実際のフィジーの人がどんな性格なのか知りませんが本に描かれている通りだと、話をするにはいいけど雇う側の立場だとかなり大変かなと思ったりして。

個人的には主人公の一人、チョネの人間性に魅力を感じました。
全体としては、最後がいきなり終わった感があったので、もう少し話を続けてくれてもよかったかも。
まあ、そこはそれぞれ読者が考えればええんでしょうな。

塩の街 読了

2010-03-03 23:44:59 | 
これは有川浩さんの作品です。

海の底、空の中と読んできて、塩の街。
実はこれ、発表されたのと逆の順に読んでいることになるんですな。

最初の発表作だからというわけではないですが、これまでほどではなかったかと。
だからといっておもしろくないわけではありません。
冒頭は読んでいてもよーわからん感じでしたが、最後は期待通りの流れでした。

これで3部作を読んだことになりますが、わしは海の底が一番よかったです。
単に最初に読んだ作品だからというのはあるかもしれませんが。

いつか陽のあたる場所で 読了

2010-02-15 23:25:01 | 
久々に乃南アサさんの本です。
懲役を終えて出所した女性二人が主人公のちょっと珍しい内容。

全部で4話からなる短編集で、テーマは友情なのかと。
確かに暗い過去を持った人間やと、こういった友情はすごく大切なんやろなと。
ただ、なぜ犯罪を犯してしまったのかを振り返るシーンがあんねんけど、犯罪者特有の自己中な言い訳が描かれていたのはマイナスです。

全体としては可もなく不可もなくといったところでしょうか。

果断―隠蔽捜査〈2〉 読了

2010-02-06 00:05:41 | 
題名の通り、隠蔽捜査の第二弾です。

息子の不祥事のため左遷されたキャリア官僚の竜崎。
警察署長となった彼の新たな仕事ぶりが描かれています。

警察に限らず、キャリア官僚という言葉には、いいイメージがないですな。
しかし主人公の竜崎はキャリア官僚というには程遠い人物。
まあ開き直ったと見る向きもありますが。
こういった人が署長やと下にいる人間も仕事にやりがいがあるんとちゃうかな。

しかし、竜崎と副署長の関係が、安積と村雨の関係とダブってみえたのは気のせいでしょうか。

イノセント・ゲリラの祝祭 読了

2010-01-27 23:21:43 | 
バチスタシリーズ第4弾です。

フィクションですが、実際に十分ありえそうな話。
官僚とかお偉いさん方とかは、こういう人が多いんやろなと思わせます。

田口、白鳥コンビに加えて、今回は彦根が活躍します。
これはこれで面白いですが、ミステリー色は全くなし。
評価の分かれるとこではあるかな。

感動する!数学 読了

2010-01-09 00:11:27 | 
基本的に小説が好きやけど、たまには毛色の違った本を。
本屋のポップにひかれて買ってみました。

数学はおもいろいもんや、というのをいろんなもんに関連付けて書いてるけど、ちょっと独りよがりな感じがしました。
個人的には、もう少しテーマを絞って深く説明して欲しかった。
ただ、数学を浅く広く説明しているので、この本をきっかけに興味を持った内容に深く入り込む人はいるかも。