SS540

失敗なんて気にしない。工作あるのみ!

「5」と「V」

2010-10-03 16:29:18 | その他
大学1年の夏から撮影機材をOLYMPUSからNikonに変えて今まで撮影してきました。
もっともOM-2nとF5を性能面で比べるのは酷な話。OM-2nの不満点はF5でほぼ全て解消されました。



しかしF5に関しても幾つか不満が残ったのも事実。
その不満とは・・・

・縦位置のホールディングが非常にしにくい。→F5に限らずNikon機の特徴?
・AFエリアが選択されても黒で表示されている→F5以降の機種では改良されているので当時から文句が多かった!?


もっとも縦撮りの割合は低いですし、AFエリアが暗くて困るのは夜間の流し撮り程度だったのでその時我慢すれば良かったのですが、最近、鉄道とは別件で縦撮りと暗いところの撮影が多くなって、使いづらさが目立ってしましました。

縦位置重視の場合、Nikonではどうしても使いづらいので、思い切ってもう一つの最大手、Canonシステムを導入しました。

ココで機種を何にするか迷うところですが、使用場面を考えると・・・

・シャッタータイムラグ→対象物は突然現れる
・連写性能→対象物の移動が速い
・防塵・防滴性能→水がかかりやすい

が重要なので消去法で行くとコイツしか残りませんでした


連写性能を上げるため、HS仕様を購入。もちろん中古です。


8月下旬に購入し、北海道合宿での試験も終えて明日、実践投入。
と言っても自慢の高速性能ではなく、縦位置使用なんですけどね。

流石打倒F5?を目指して作られた1V。随所にF5の使いづらさを意識した設計がされて居ます。

まず縦位置のシャッターボタン

F5はこんな感じ。




縦位置の場合、シャッタースピードや絞りを変えることはもちろん、AFエリア簡単に変えることもできません。(AFエリアは指の長い人なら変えられる?)
AF-ONボタンも付いていますが、非常に押しにくい・・・
縦位置は付いているだけマシ程度に考えた方がいいでしょう。



一方Canonは縦位置のホールディングが非常にいい。
シャッタースピード、絞りはもちろん、AFエリアも簡単に変えられます。(選択方式が複雑なのは仕方が無い・・・)








さらにペンタ部の形状も・・・
1Vのペンタ部は縦位置の時、左手になじむ形状です。


一方Nikonは・・・
ゴツゴツ・・・これじゃぁ~手にはフィットしないわな・・・


以下文章だけですが・・・

・AFポイントが赤く光る→→やっぱりこっちの方が使いやすいわ。
・ファインダー内情報→→露出計は見やすい。NikonもF6とDシリーズではこうなりましたね。



ここまでCanonを選んだ理由を書いてきましたが、Nikonの方が優れている点も多くありまして・・・
シャッタータイムラグ→これに慣れると他の会社のは・・・
ミラーショック→ショックはほとんど打ち消されています。Canonはショックが大きいです。
フィルム装填の速さ→Canonは遅すぎ
AFポイントの選択のしやすさ→とっさの選択は不可能に近いCanon。1Vは11点限定で使用しています。
AFの正確さ→食いつきはトロイですが、一端食いついたら放さないNikon

そして・・・
・ファインダー→一番暗くて見にくいとされるF5でも1Vより見やすいです。

それぞれ一長一短があるので、適材適所で使い分けていきます。

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