上回り完成

広島旅行で中断していたロクヨン4両の上回りの仕上げ。

20号機は屋根上のHゴムがグレーなのでウェザリング前に色差し。
貨物色のそれはマッキーで黒に。



20号機、69号機は屋根上をこの様に塗り分けました。
特に変哲のない大宮工場仕様。
この後のウェザリングでほとんど分からなくなってしまうのですが、まぁ一応塗り分け。



ここからいよいよウェザリング。
カマ特にロクヨンはコッテコテに汚れた姿が大好きなので、今回は特に念入りに汚します。
実物も一時期「どぉ～したらここまで？」と思うほど汚れていた時期がありました。

まずはホコリ、チリが貯まりやすいフィルター部分にパステル粉をすり込んでいきます。


上がすり込んだ後。

一回すり込んだらうっすらとつや消しクリアーを吹いて固定。
これを何回か繰り返しました。

次に退色表現。

つや消しクリアー＋GM14番＋レベリング薄め液大量

を様子を見ながら吹いていきます。
吹きすぎると真っ白なロクヨンができあがってしますので要注意。

正直ウェザリング以上に万人にはオススメ出来る加工じゃないです。
吹き加減が結構シビアなので・・・


乾燥したらウェザリング。
茶系、オレンジ系、黒色を適当に混ぜてシンナーでじゃぶじゃぶに希釈。
屋根を中心に、車体にも派手に吹いていきます。

重連が多いロクヨンの場合、前面もかなり汚れますので前面にも容赦なく吹き付け。

ついでにパンタにも吹いて乾燥。


こんな感じに汚しました。

パーツを取り付けて上回りは完成。
下回りはジャンパケーブルが手に入ってからにします。




貨物色の63、70号機はまだ現役。
国鉄色の20、69号機は廃車済み。

広島に向かう途中、一瞬31、34号機見られて感動。
中央線貨物＝EF64ってイメージが未だにあって、EH200はどうも好きになれないなぁ～