青春スーツ☆

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性格は「赤毛のアン」

2005-12-02 23:56:30 | DVD・アニメ・本・ハガレン・ハチクロ
最近の私は性格の浮き沈みが激しいと思う。

そこで以前の愛読書だった「赤毛のアン」を思い出しました。

「赤毛のアン」シリーズ全10巻は私の20代の頃の愛読書。
何度も何度も読んだなぁ。

『アンに物事を冷静に受けとれという事は、性格を変えろということになるだろう。全身これ「活気と火と露」のようなアンではあったが、人生の喜びも苦しみもアンには三倍も強く感じられた。
これを見ているマリラとしては、アンが運命の浮き沈みの中で、どんなに激しい苦しみをしなければならないかと思うと、言い知れぬ不安を覚えるのだった。マリラには、苦痛が激しく感じられる心には、喜びもそれだけ強くこたえるものであり、それで、じゅうぶんつぐないはついていくのだということが理解できなかった。』

『なにかの希望や計画がだめになったとなると、アンは「絶望のどん底」へ落ち込んでしまう代わりには、それが叶ったとなると歓喜の世界で有頂天になってしまうのだった。』【「赤毛のアン」より】

『「アン、あんたはやっぱり。一つの物事を思いつめて。それが叶わないとがっかりうちのめてされてしまう癖がなおっていないようだね。」
「そうらしいわ。」アンもしぶしぶ認めた。
「何か素晴らしい事が起こると思うと、あたし想像の翼に乗って飛び上がるの。
それで気が付いた時にはドサンと地面に落ちているのよ。でもね、マリラ、飛んでいる間は本当に素敵よ・・・夕日の中を舞い上がっていくようなの。ドサンと落ちても埋め合わせがつくくらいよ。」【「アンの青春」より】

私は、いつの間にかアンのような性格になっていた・・・
物事が叶うと、有頂天になって喜びは何倍にも嬉しく感じられる。
で、へこむときはとことん凹む。どん底状態。
何故、こんな性格になったかは理由があるんだけど・・・
ま、でも喜びを何倍にも強く感じられるようになったのはいい事だと思ってる。

ところで「赤毛のアン」って数人が訳しているけど、やっぱり一番は村岡花子さんの訳だと思う。読んでいて「上手いな~。」と感心するし会話の部分が本当に素晴らしい訳し方だと個人的には思いマス。


赤毛のアン

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