オススメの本とか無いんかいと
全国津々浦々から聞こえてきそうだな。
いつもアホみたいなことを書いてるけど、
たまーにオススメ図書なんかを書くと、
これが意外や意外で参考にしてくれる人
多いんだよ。
久々に、オススメの本をば。
私は、言葉が大好きなんだよ。
70〜80年代のアーティストの歌詞なんか
特に感心する。
やしきたかじんの再会という曲に、
こんな歌詞がある。
『表通りを君が渡ってやってくれば
行き過ぎる風さえも道をあける』
この風の擬人化がお見事だ。
主人公の待ち侘びている思いが
震えるほど伝わってくる。
この話にも書いたけど、
最近のアーティストの歌詞は
ストレートすぎたり、凝りすぎて
結局何じゃいソレと思ってしまったりする。
言葉を味わえない。
例えば、
槇原敬之の北風という曲の歌詞のコレ。
『誰かを愛したその時から
家族の意味さえ変わってしまう』
ここ、もう何十年経ってもワカラン。
槇原敬之の大大大ファンだった友人に
聞いても、やはり頭を抱えていた。
さて、本題。
(…え、ここまでは何やったんや)
文章を書く人もそうでない人にも、
私が自信を持ってオススメしたい本がある。
これだよ。

(アフィリエイトとかでないから、
画像の上に触れてもamazonとかに飛ばないよ)
いや〜、もうね。
ページめくるたびに唸る。
もう、どこを読んでも上手い、巧いんだよ!
もったいなくてページめくれないじゃないか!
言葉に対する深い愛情も感じるし、
敬意も感じるし、何しか、もう
優しさに溢れている。
高級品をを扱うかのように、
白い手袋はめて読みたいくらい。
私は、気に入った本には
感動と感謝の気持ちを込めて、
溜め息混じりに頬ずりしたり
抱きしめてTonightだったりする。

気に入った箇所をノートに書き留めるのは
当たり前、本自体にも線を引いたり
感想を書き込んだりする。
いよいよ処分するときは、気に入った
ページを切り取っておく。
そんな使い方をしているが、この本は
どこもかしこも言葉の宝石だらけで、
きっと、もうずっと私の座右の書として
鎮座するだろう。
いや、もう、記念碑建ててやりたいよ。
いやいや、すまないね。
この本の惚気話をしてしまったよ。
それオブそれな!が沢山詰まった
この本、本当にオススメ。
ではでは、またね!