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うさぎとベリーダンスとダラブッカ “KT LOVES Lapin”(セクシー田中さん)

玉突き屋で目を疑った光景。


…と言っても、あくまでも
ワタクシ的に、だよ。

あと、先に言っておくけど、
私はパチンコをしない。


昔、難波の商店街を両親と
歩いているときにパチンコ店の前を通った。騒がしい音とド派手な電飾を見ただけで、
自分には一生縁がない店だと思った。

今は知らないが、昔は
オープン前からパチンコ客が
チケットぴあ彷彿させるほど
並んでいた。
(昔、劇やコンサートって
チケットぴあだったよなぁ。
電話、なかなか繋がらへんねん。
繋がった頃には完売、チーン🛎)



客層も、小汚いオジイが多く、開店まで
タバコを吸っては、灰をハラハラと落とす。
幼心にも、富裕層ではない雰囲気だと感じた。

そんな、昭和のパチンコ屋の
よろしくない印象が強いせいもあり、
今でもパチンコ屋は抵抗がある。


ところが、
どっこいである。


ついに、パチンコ屋に入る機会が訪れたのだ。
出先で、まさかの腹痛に見舞われたからだ。



私は、頭痛・歯痛・腹痛の三大痛なら、
腹痛が一番嫌だ。それは、セデスなどの
鎮痛剤でおさまらないからだ。
トイレという名のシェルターに駆け込まなければ、
Mr.トランポリンが許してくれない。
(…誰だよ。)

私は、夫から聞いた耳寄り情報を思い出した。

『出先で腹が痛くなったら、パチンコ屋の
トイレ借りたらいい。キレイやし。』

そうだった!
こんなときだけすまないが、
パチンコ屋を教会と思って入らせてもらおう!
私のプライドが許さねぇなんて言っちゃおれん!
粗相する方がもっとプライドが許さねぇ!



私は、誰にアピールするでもなく
“いえ、私はパチンコはしません。
ポンポンイタイだけなの。夫が、
パチンコ屋のトイレ借りたらいいって
言ってたから、拝借させてもらうの。後で返す。”
なんて下手な猿芝居オーラを纏って
自動ドアをくぐった。



そこには、別世界が広がっていた。
私が想像していた絵ではなかったのだ。

もっと、こう、
耳の穴に5円玉入れてるオジイや、
ツッカケはいたヤンキー兄チャンや、
いかにも水商売の派手な女性が
いるものだと思っていた。

見渡す限り、
普通の人が圧倒的に多かった。
私のような、味も素っ気もない
フツーの女性が何食わぬ顔で
パチンコをしていた。

えっ!嘘でしょ??
何でパチンコに縁がなさそうな
人がこんなとこいるん??
不似合いやて!あんたもまた
トイレでも借りに来たんか?
えぇ〜おい、そうだと言ってくれ!

いやはや、たまげた。
今のパチンコ屋って、クリーンな
イメージなんだね。トイレも
居心地よかったし、幼い頃に
描いてたパチンコ屋とは大違いだった。

まぁ、だからと言ってやりゃしないよ。
私は、見えないものにお金使うのが嫌だからね。

今、改めて昭和のパチンコ屋の写真を
見たら、何とも独特な古めかしさが
いいね。ラスベガスとまではいかないけど、
ネオンも味があっていいね。
(写真拝借)


ではでは、またね!
 


押すなよ、絶対押すなよ!押すなって!

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