いいなぁ。
一日三冊読んで、
一年で千冊読む人がいる。
私の場合、さすがに一日三冊は現実的でない。
でも、一日一冊だと？？
単純計算で、365も読めることになる。
おっ！これは可能じゃないか！そして、
読んだ本は片っ端から処分していこう！と
小膝を叩いた、久しぶりに。
（…あんたの膝は、そこなのか。）
私は、こういう事は年始の抱負とか目標に
しない。別に、いつ始めても構わないと
思っている。
そんな訳で、早速、やろうと思った瞬間に
処分したい本を手にして読んだ。
再読の本なんだけど、本は、やはり
一回目より二回目に多くの気付きを得る。
一回目は素通りしてしまったことに
目が留まったりするものだ。
読書の醍醐味でもある。
あるあるるる 愛がある、である。
そうこうしている内に、出勤の時間が来た。
“半分は目を通せたので、帰ってから残りを
読もう。一日一冊、チョロいかもしれん！”
私は、本のカバーをしおり代わりに挟んだ。
帰宅後、家事や雑務にうさぎの世話をした。
ちょっと休憩、とゴロンと横たわった。
…分かるね。
もう、分かるね。
そうだよ。
あぁ、その通りだよ。
起きたのは夜中だよ。
それから、イソイソと寝室に向かい、
本格的に寝た。
…んなモン、読書のことなんか
覚えとりまっかいな。
やれやれ。
一冊も読めなんだわヨ。
翌日からまたやろうと思ったけど、
もう、そんなのいいんじゃね？
なんて思ったので、潔くやめた！
いやー、よう考えてみぃよ。そもそもだね、
年間100冊読むだけでも、下半期あたりから
ヒィヒィ言うてんのに、一日一冊なんて
やっぱ夢のまた夢。
これ以上、自分に何かを課して
しまったら、ほんとに
ガンジガラメ、ネモトカナメになってしまう。
やめようやめよう、無駄なこと。
…おっ？
自分で言うて、なんかちょっと
いい標語みたいやぞ、この
【やめようやめよう、無駄なこと】って。
なぁ？諸賢の皆さん。
この挿絵がピッタリだね！
【やめようやめよう、無駄なこと】
ではでは、またね！
