春雨じゃ

短歌を少しだけ。

驟雨のやうに突然詠んだり。

集中豪雨のやうにまとめて詠んだり。

印象批評 001:風

2006-03-16 | Weblog
題詠100首blogに確認したところ著作権は全て投稿した作者にあるというので無断掲載、しかも真に身勝手ながら主観批評(印象批評)を始めました。
これにより不快な思いをされた作者はご一報くだされば削除致します。
選考の基準は、生活感溢れる歌、社会観のある歌、苦悩、楽観、謳歌している歌、です。
順位は題詠への投稿順です。


オジロワシがぶつかり死すとふ羽根まわし地球にやさしき風力発電・・空色ぴりか

(なにかにやさしいとなにかに厳しいというこの矛盾)

風向きが変わるその日を待ちあぐねもうどれくらいあとどれくらい・・スガユウコ

(そうやって段々と夢を追いかけなくなる)

仕返しに課長のコーヒー砂糖抜きどこ吹く風という顔をして ・・夢見堂

(砂糖抜きですか、おやさしい。私なんぞ目薬、タバコの灰です。九時から五時までという映画では猫いらずでしたよ)

さぶちゃんが沁みる女になりました風雪ながれ旅リフレイン ・・ ハナ

(風説、いや、風雪流れ歌は大好きなもので、いい女になってくだされ)

恋猫の鳴き声風は運び来て老い猫たちに春を知らせり ・・まゆねこ

(確かに、老人は時間に疎い)

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