まみのちょっと一言

普段の生活の中で、気がついたこと、おかしいと思ったこと、ちょっといい話などについて、ちょっと一言いいたいことを発信

(財)桑名市文化・スポーツ振興公社の経営状況

2011-03-01 00:03:51 | Weblog
毎年3月議会には、土地開発公社と文化・スポーツ振興公社の経営状況の報告が、報告事項として議会に提出される。

土地開発公社については、全国的に「塩漬け土地」問題があり、私も議員になる前から関心があり、毎年、詳しく見ていた。
しかし、文スポ公社については、桑名市のような地方都市では、チケットも売れず自主事業が赤字なのもしかたがないと、思っていたため、あまり詳しく見てこなかった。

特に、昨年の今頃は、度重なる職員の不祥事事件があったため、サラリと見ただけだった。

今年は、良く見てみると、22年度補正予算として、自主事業の入場料収入が500万円の赤字になっていた。23年度予算は、22年度の実績に合わせるように、自主事業の事業収入を前年に比べて約500万円少なく予算立てされていた。
昨年の書類を見ると、21年度補正として、入場料収入が1,379万円減額補正されていた。

つまり、21年度は自主事業で1379万円の赤字を出し、22年度は予算規模を減らしても、また、500万円の赤字になった、ということになる。21年度は繰越金を取り崩した。22年度は、21年度の項目には無かった六華苑の使用料収入と経費節減によって全体では黒字になっていた。
自主事業がこんなに赤字でなかったら、講座をもっと安い値段にできるということである。

平成21年度から25年度まで、桑名市が公社に支払う管理運営代行費に変動はないとしても、毎年、毎年、自主事業で赤字を出していたのでは、26年度以降については、考えなくてはならない。貸館業務だけにしたほうがいいのではないだろうか。