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花便りのつもりがどうも食便り…

毎日の小さな出来事は 幸せがいっぱい

カンボジアベトナムへの旅  「アンコールトム」

2012-01-16 17:00:08 | 旅・海外

今回もフリーでの旅ですから自分たちのペースでまわることができました。

午前中、アンコールトム 午後、アンコールワットという日本語ツアーに一日入りました。


午後のツアーが終わって、バイヨン寺院脇を通った時、
「ここ観たの??」と、なにも考えずに聞いてしまいました、、、。

あの、バイヨンを忘れてしまうなんて、、、わたしの健忘症って計り知れないものがありますね~~~。



そんなわたしですが、その後、二日間かけて、また同じところを観ましたから、
しっかり、頭に焼きつけることができました。。。
(しかも、写真も残っていますから!!!)





tuktukで橋を渡り、



そのまま、遺跡の中に入っていきます。





トムの周りを象で一周している人もいました。





アンコールトムの中心「バイヨン」には壁画も多々残っていましたが、塔と塔の上に乗っている四面仏顔が印象的です。



奥の観世音菩薩、ミヤコ蝶々に似てませんか???




強い日差しの中、大勢の観光客が日陰を求めて休憩しています。

あぢ~い。








ガイドに促されるまま、外にでてきました。




こちらは「バプーオン」




円柱に支えられた空中参道200mを渡って寺院に入っていきます。


バイヨンも次に載せるアンコールワットも緻密なレリーフが絵が画れた回廊で囲まれている寺院です。












カンボジアベトナムへの旅  シェムリアップの街

2012-01-14 11:15:51 | 旅・海外

カンボジアの首都はプノンペン、でも、世界中の観光客が集まるのはこのシェムリアップ。

アンコールワットやアンコールトムといった遺跡への玄関口になるからです。

日本からのツアーはベトナムやタイから飛行機でここシェムリアップに入り、1~2泊して出ていきます。



そんな街に5泊した私たち、、、。





一晩開けた実質初日はこんな風に、歩きました。

しかし、暑い

最初の目的地である、旅行会社へ着いたときは汗だく、ヘロヘロ。。。





ここから先は歩くことなく(いや、違った、この日は結構歩きました。)、TUKTUKという乗り物での移動に(ほとんど)切り替えました。

この歩いた日(二日目)にシェムリアップ街中の寺院に通りかかりました。




中に入ってみると、建設途中のものがありました。

一応、足場は組まれているけど、「ほそ~い木」です。
そして、テントの中では、粘土で屋根を飾るものを作っていました。




バランスは取れているようですがとっても、大雑把な感じ、、、。 暑い国だからか、、、。



TUKTUKは舗装されていない赤土をバイクが巻き上げ、ほこりっぱいですが、スピードはそこそこしか出ませんから景色がよく見える。




乗るたびに金額交渉をして乗りますが、流しが多いので、すぐつかまえられて便利です。
人相を見て、選んで乗っていましたから問題なく乗れていましたが、
一度、ちょっと怪しいかな?って思っても乗ってしまった時、失敗しました。


住所を見せ、一台4ドルと約束したのに、ホテルに着くと一人4ドルだからもっと払えと言う。。。。


やられたっ。でも、そんな言い分には絶対従いたくない。
そう思い、フロントを巻き込んで揉めました。
相方はフロントを巻き込むことはない、払ってしまえばいい。そう最初は思っていたようです。


たかだか4ドル(320円)ですけど、騙されて払うのは嫌なんです。
そんなお金を払うのも嫌ですし、こんなことで簡単にお金を騙せるとも思わせたくないんです。


結局、「ホテルが差額の4ドル払うことでこの話しはこれで終わりにしましょう。」
と、フロントの人に言われ、終わりにしました。

「こういう運転手がいるから気を付けてくださいね。」と言われて、、、。



ホテルが払うのも変な話しですが、運転手を追い払えないのなら仕方がないのかとわたしは納得。



が、相方は違った。。。


「どうして、ホテルが払わなくちゃいけないわけ!?」と、、、、。 
「フロントの人は自分の財布からお金を出そうとしたけど、彼の財布の中には4ドルさえも無かった、、、。 
そんな彼がどうして払わなきゃいけないんの??!!」と、泣きそうになりながら怒り出した。。。



そして、運転手に「あんた嘘つきだ!!」って指さして怒鳴り始めた、、、。

いや~、相方は正しいです。。。

でもね~、殴り合いになったら困るし、目をつけられたらもっと困るし、わたしは怒りがス~ッと冷めました、いやホントに。。。




それ以降は、迷わずホテルお抱えのtuktukをお願いすることにしました。
(割高かと思っていましたが、結果、とってもお得でした)






今回の旅行で嫌な目にあったのはこのことだけでした。


さあさあ、街ですが、、、、。




観光客の行くところは完璧に観光地化されていました。


ハッピーアワーはビール1ジョッキ0.5ドルという破格値のお店がたくさんありました。
日中は暑いですからね~。



何か所もあるナイトマーケットはネオンがキラキラ輝いて、お客さんを待っています。





3日目からは、夜な夜なそんなネオンの街へ出かけては食事をし、マッサージをしてもらう日々でした。






<マッサージ屋さんの椅子の上にあったハスの花>



<絵を売っていた店先の柱に繋がれている子、ある意味、放置状態でした>












カンボジアベトナムへの旅  シェムリアップの宿

2012-01-13 11:26:26 | 旅・海外

みなさんもうご存知だと思いますが、私は旅行が大好き。

よく、休みをまとめて、いろいろなところへ行きます。
今回も、お正月休みを利用して、さて、どこへいきましょう???

いろいろ調べました。
特に、スリランカは調べましたよ~。

調べすぎて、行った気満々。
この時期、イルカやクジラにも会えるし、象にも会える。
お奨めです!!(行ってませんけど、、、)


そんなにスリランカを調べたのに、いろいろごたごたがありまして、、、、。
旅行期間も10日に短縮され、どこへ行ったかというと、

カンボジアのシェムリアップとプノンペン、そして、去年も行ったホーチミンに決めました。
ホントは、本気で帰りに韓国も狙っていました。
(だから、飛行機は大韓航空、ホーチミンからは直行便もあるのに、ソウルで乗り継ぎを選びました。
もちろんお得ということもありますが、マイルを貯めよう!!という魂胆もあり)


参鶏湯と生牛肉食べて帰りたかったな~~~。。。。
でも、温度差40℃は今のわたしの体には無理ということで諦めました。


前説長すぎましたが、「新春カンボジアベトナムへの旅」どうぞお付き合いください。


元旦、母のお雑煮をいただき、地元の氏神様へお参りを済ませ、出発しました。





ソウルを中継して、カンボジア シェムリアップへ到着したのは現地時間21時近く。





シェムリアップ空港は国際空港なのに、小さいそして、暑かった、レンズがすぐ曇ります。




日本から、faxや電話でやり取りをして確認はとっていましたが、待っていてくれてるか心配だったピックアップ。
きちんと待っていてくれ、スムーズにチェックイン(良かった~やるじゃない現地人)。





元来、ふらふらのんびり気の向くまま。という旅が好きですが、日数が限られているので、
このシェムリアップに5日間滞在で予定を建てました。
ここは、遺跡がたくさんありますし、今回の旅行で一番力を入れるべきところ、
でもわたしは正直、遺跡はあまり興味が、、、。ですので、のんびりできるホテルを探しました。


池を囲んで20室のこじんまりとしたホテルです。










部屋は寝室とリビングが孤立していて、ベランダにはソファーセットとプライベートプールが付いています。







遺跡や繁華街から離れていましたが、
ホテルに近づくとヒンヤリ田舎の空気に変わるこのホテル、一日中静かでとっても気に入りました。


ホーチミン 弾丸ツアー 2011 最後に…

2011-02-23 22:21:27 | 旅・海外
ベトナムは漆の生産地でもあります。
もちろん、日本ほど緻密ではありませんが、普段使いには充分。
というより、気兼ねなく使えます。食事は思い通りにいきませんでしたが、

買い物は、ほぼ満足。




漆(japanese)のランチョンマットを数種類、布のランチョンマットも数種類、
おはし、箸置き等々、、。
食べ物に関係するものばかりですが、買ってきました。

買わないつもりだった洋服も、、、、2枚ほど。。。

食器や家具を売るお店はあまりありません。
雑貨屋さんは相変わらず多かったけど、、、。

5年ぶりに行ったホーチミンでしたが、
近代化の波が押し寄せているのがヒシヒシと感じられました。

前回、バイクが怖くて渡れなかった道は、
バイクより車のほうが多くなっていて
問題なく渡れるようになり、(エジプトで鍛えられたのかもしれませんけど、、)。

食器を買おうと思っていたお店や、
漆器のお店のビルが取り壊されて次のビルが建設中だったり、
シンボルタワー的なビルが建っていました。

次に行くときにはどんな風に変わっているんだろう、、、。



「古き良きフランス統治時代の建物が残るホーチミン」
でいつまでもあってほしい。。。

歩行者天国の喧騒の中、cafe sua da を飲んで、実質2日間の弾丸ツアーは幕を閉じました。








ホーチミン 弾丸ツアー 2011 食事

2011-02-21 23:03:22 | 旅・海外
前回、ベトナムへ行ったとき、食べた、やぎのおっぱいの焼肉が忘れられず、、、
再び、来たようなものなのに、、、、。

残念ながら、食べれず、、、。

市場のおばちゃんのフォーも食べれず、、、。

まあ、無いない尽くめでしたが、そこは彼女の情報量の多さがものを言いました。

しっかり、ベトナムを満喫いたしました。。。


まず、揚げ春巻き(gold fishiかな?)

味は…、まあ、チェーン店ですから、、、。
でも、入り口にかかっていたお正月飾りはかわいかったです。




次は、ここ、


元亜鉛工場を改装したカフェ(名前は忘れました)


天井が高くて気持ちがいい、ぼ~っとしてしまいます。
テーブルの輪菊が気になりますが雰囲気は良いんです。。。


頼んだのは、cafe sua da(アイスベトナムミルクコーヒー)



ベトナムコーヒーにコンデンスミルクが入っているもの。
あま~くて、味が濃~い。
歩き疲れた体に浸み込みます。。。


ベトナム料理の「マンダリン」で食べたかったけど、昼食はやっていないということなので、
姉妹店「ホイアン」でランチにしました。



お正月だからか、ちょっと中心地から離れているからなのか、この日のランチタイムのお客は私たちだけ、、、。


<前菜 春巻き盛り合わせ>


<メイン ホイアンスタイルヌードル>




ほかにお客さんがいないことがちょっと、気になりましたが、
飲み始めてしまえばもうそんなの関係な~い。
ゆっくり、腰を落ち着けてしまいました。。。


<デザート チェー(上品すぎてチェーっぽくありませんでした)>



「ばくだんアイス」という、ココナッツのアイスが売りのお店のcafe sua da





食べ物、飲み物とは全く関係がない話しですが、、、。

このお店は、前回もきて、衝撃の出会いがあった場所。
靴磨きをしているおにいちゃんが妹の婿に似ていたんです。。。

わたしの汚いスニーカーを磨こうとする婿に似ている男の子を見て、
遊びで来ていてお茶を飲んでいる人と、
生きていくために働いている人との壁みたいなものを一人で感じて落ち込んでいました。

その、おにいちゃんがまたいました。
しかも、靴磨きではなく、バイクの修理をして(仕事の質が上がっていた!!

まなちゃんが言うには、みんな縄張りがあってそこで仕事をしているそうです。

苦労しているのかな~、大きなお世話ですが、ちょっと気になってしまいます。。
(本人はとっても幸せそうなんですよ。女の人と椅子に座って話をしたりしていましたから、、、。
  勝手にわたしが感じてしまっているだけです、、、。)


もう一軒、レストランに行きました。




テンプルクラブ





前回はベトナム一日目の夜に行った記念すべきレストラン。





オーナーは中国人で、ここにあるものはすべて購入可能(値段がついているそうです)

お店の前はこんなにかわいくTetoの飾りつけがしてありました。







お料理はもちろん抜群に美味しい!!!!




一軒だけでも、食べたかったお店がやっていてよかったです。








ホーチミン 弾丸ツアー 2011 旧正月(テト Tet) 

2011-02-20 23:00:56 | 旅・海外
一年は52週あるのに、どうして旧正月に当たってしまったんでしょうか。。。


でも、
帰ってきて2週間、冷静になると逆に、良い経験をしたと思ってくるから不思議です。


お店はTet(テト)と書いた張り紙がしてあり、ほとんどお休みでした。


その分、たぶん地方から観光に来ているんでしょう。
歩行者天国になっているとおりに、たくさんの人が繰り出していました。




こんな張りぼてがいくつも、国営スーパー前に飾ってあって、
大勢の人がその前で写真を撮っていました。
(スーパーは休みでしたけど、、、しつこいか。)

歩行者天国は昼間よりも、夜の方が格段きれいでした。






大勢のひとが、そのライトアップや花を見ながらそぞろ歩きをしています。




子供たちが取り囲んでいる屋台を発見。


辛抱強く、待ってゲットしました。

クレープの中には、削りたてのココナッと精製の甘い砂糖が入っています。



私たちは一つずつ食べましたが、10個大人買いしているおばちゃんもいました。



ひとつ、5000ドン(21円)だったと思います。
素朴な味で、いくつでも食べれそうなお菓子。

目的もなく、そぞろ歩き、そして、屋台で買い食い、、。
お祭りのときみたいで、ちょっぴりワクワクです。




ホーチミン 弾丸ツアー 2011 ホテル

2011-02-19 21:37:58 | 旅・海外
前回、まなちゃんと一緒に来た時も泊まった、ホテル マジェステック ホーチミン(MAJESTIC HOTEL)に泊まりました。

ここは、ドンコイ通り(ホーチミンのメインロード)に面している割には静かで、
こじんまりとしていて居心地が良いホテルです。



しかも、今回はグレードアップしました~。とまなちゃn、プール側のお部屋でした。




テーブルには毎日、フルーツが置いてあり、




ベッドにはチョコレートが置いてありました。



2日目の夜、誰かがノックをするので、出てみると、
「チョコを置くのを忘れました。」と、
ベッドメイキングのかわいい男子が立っていました。

どうして、忘れたことに気がついたのか??でしたが、
わざわざチョコをもってきてくれたこと嬉しかったです。

なければないで、そのまま通り過ぎてしまうことですが、
このちょっとしたことが、またホテルの印象を良いほうに変えていきます。
私も面倒がらずに動かなくては…。



朝食は、屋上のレストランで、、、、。






サイゴン川が見えます。
風が心地よい、さわやかな空間です。




1日目は、フォーをいただき、



そして、フルーツをたっぷり、、、。





2日目は、やっぱりフォーをいただき、ケーキをいただいて、更にフルーツを、、、。




緑色のジュースは、きゅうりのジュース。
どんな味がするのか、興味深々。

飲んでみたら、「ジャスト きゅうり」 あお臭い水でした。



夜になるは、お正月のイベントでしょう、獅子舞が舞っていました。




驚いたことに、ドンコイ通りを進んできたバイクを止めての獅子舞でした。

当然、バイクは立ち往生で、大渋滞ですが、みんな静かに、
獅子舞を見ながらゆっくり進んでいました。

ホーチミン 弾丸ツアー 2011  はじめに…

2011-02-18 20:10:22 | 旅・海外
金曜日の夕方、成田を出て、真夜中にホーチミンに着きました。

街は、旧正月の飾りつけがしてあり、綺麗です。。





翌朝、9時ホテルの前の道、ドンコイ通りに立つも、活気がない。

いつもならバイクタクシーのおぢちゃんが声をひっきりなしにかけてくるはずなのに…。


土産やさんのおばあちゃんがしつこいのに…。


人は歩いていないし、店もしまっている…。




ガイドブックには、ほとんどのお店が無休と書いてあるのをもちろんチェックしてやってきました。。。


でも、行こうとしていたほとんどの店が…閉まっていました。
土産物やさんも食べ物やさんもです。。。


ホテル2泊の弾丸ツアーの目的は買い物とベトナム料理のみ。


なのに、ああなのに、ほとんどのお店は閉まっていました


声を大にして言いたいのは、ガイドブックには無休と書いてあることです


定食屋さんも


朝4時から夜中11時までやっている働き者のパン屋さんも




街外れのプリン屋さんも……。


閉まってました。。。

ええ、歩ける限り、さまよいました。。

冷静に考えると元旦は日本もほとんどのお店が休みですよね。
でも、日本のガイドブックには元旦休みって、きっと書いてあると思うな~。

文句タラタラですが、もちろん、

食べもしましたし、飲みもしました。
これも15回目だったか15回以上だったかホーチミンに来ている、まなちゃんのおかげです。


次から次へと、食べ物やさんやお茶やさん情報が出てくる出てくる、感動ものです。

この時期にしか見れない旧正月の街の様子

そして、ホテルを、

そしてそして、食事を載せていこうと思います。

エジプトの旅 2010 vol 10 ルクソール西岸

2010-12-07 23:02:57 | 旅・海外
ナイル川を挟んで西側には、王家の墓やハトシェプスト女王葬祭殿など、見どころはいっぱい。

フェリーで移動。
それから、ミニバスでまずはハトシェプスト女王葬祭殿へ、、、、。

と言っても、ローカルのミニバスですから、真ん前までは連れて行ってくれません。

この辺が、最短距離かな??くらいのところで、バスは止まり、運転手さんに

「グットラック(まあ、がんばれよくらいの意味)」と送り出されました。



10時近くになり、太陽はギラギラ肌を刺します。
「え~、大丈夫???」と心配になるくらい、砂の山しかないところを、あの辺にあるだうという方向目指して、歩き出します。

しばらく歩いたら見えてきた。。。



岩山を削って造られた美しい葬祭殿です。



いたるところに、ハトシェプスト女王がいます。




<牛の首輪がかわいい>


この美しい葬祭殿の裏山にMちゃんが何度か登りたいな~と言っていたけど、
暑いし、めんどくさくて、本気にしていなかったら、
本当に登って、山むこうの王家の墓を見たかったんだと、後で言われて、
申し訳なかったな~と、反省。。。。

ほとんどの人が、クーラー付きのツアーバスで移動しているのに、またまた、ミニバスに乗るため、暑い砂漠を振り返り、振り返りしながら歩きます。。。。


昔の人だって、こうやって遠くから見える、葬祭殿を見ながら、ものすごいものが建っている!!!と、畏敬の念を持ちながら歩いたと思います。。。。




だって、まっすぐ、葬祭殿につながる、発掘途中の参道がありましたから。


あまりの暑さにクーラーのあるところへ行きたい。と、西岸のマックへ避難。

気持ちを整え、再度、東岸へ出陣すると思っていたのに、もういい。と言う。。。


王家の墓へは行った方がいい。とは思いましたが、遺跡好きのMちゃんがもういいと言うなら、もういいんです。

スークをぶらぶら散策して、ルクソールを後にしました。


今回のエジプト旅行で最も印象に残った出来事がこのルクソールのスークで起こりました。


石でできた置物を見ていると、

♂ 「マダム、古いものはお好きですか?」と、あやしげな男の人に声をかけられました。

私 「ええ、好きですね~」と軽く答えると

♂ 「わたしの店に、古いものがあります。そこの角を曲がったところです。
   いらっしゃいませんか。」

私 「そうね~~、ここを見てから伺います。(大丈夫か?この人??でも、興味深々)」


  わくわくしながら、男の人について行くと(もちろんMちゃんも)カーテンの閉まった暗い店に連れて行かれ、ドアが閉められた。。。。

♂ 「大きいのと小さいのどちらがお好みですか?」

私 「小さいものが好き」

大きな木箱を開けると、仏像がごろごろ入っていました。

首からの、いかにも古そうなものや、壁に書かれていたであろうレリーフ等々。。。


うわ~、これどこから盗んできたんだろう??
いったい、いくらなんだんだろう??
日本で、高く売れるんじゃない??

と、好奇心と野心がムクムク沸いてきます。

Mちゃんも同じだったようで、「ちなみに、これでいくら位ですか?」と聞いてくれた。

♂ 「ちなみにでは答えられません。 欲しかったら、お答えします」
   みたいなことを言われました。

そこで~、じっくり仏像たちのお顔を見たけど、欲しいお顔の方がいない。。。
すっきり諦めて、店を出たけど、
一つ買っておけばよかったな~。と今になって後悔。


「盗んできて、(掘ってきて)、原価0円なんだから、
いくらでも向こうはいいんじゃないのかな~?」って言われるとますます、
買ってくればよかったと、、、、。

ルクソール空港でmちゃんが、警官と大喧嘩したことは詳しく書きません。。。が、、、、
一応、記録をして残しておくことにします。














エジプトの旅 2010 vol9 ルクソール カルナック神殿

2010-12-07 10:34:51 | 旅・海外
朝食を食べて、朝早く船を出ました。

なんてったって、ルクソールは見どころがいっぱい。

まずは、カルナック神殿を目指します。

私は、地元の人と同じように移動手段を使う旅が大好き。
一本道をまっすぐ行けばカルナック神殿に着くのは地図を見てわかっていたので、
ミニバス(7.5円)で行こうとミニバスがたくさん止まるところで人に聞きながら
バスを探しました。

でも、カルナック神殿へ行くバスは無いと言って、お金をたくさん取ろうとタクシーに乗せたがります(紹介者もバクシーシとしてお金をもらえますから)。

しまいには、mちゃんまで、バスは行かないんじゃない??と言い出す始末。。。

でも、あきらめません、というか、負けたくない。
だって、絶対にバスは行ってるんですから、、、、。

場所を移動して、タクシーの少ないところで、バスを探していると、
正直な運転手さんに出会いました。
で、やっと乗せてもらえることに、、、。

ほんとに、何百円のことなんだけど、騙されて、払いたくないのよね~。


海沿いの道を走って、着いたカルナック神殿は大きかった!!!


<第一塔門>



<スフィンクス参道>



<スフィンクス参道UP ここにもラメセス2世がたくさんいる、、、>




こんな柱がたくさん残っています。





<ビヌジェム巨像> 

うろうろ歩いていると、高いところから警官が手招きをしている。。。

きっと、入っちゃいけないところへ入れてくれて、バクシーシを要求される。
暑いし、もうあまり歩きたくなかったので、無視することにしました。。。

ルクソール神殿でも、ローマ時代の遺跡の警備をしているおじちゃんが、
説明をしたそうにしていたっけ、、、。

親切が、バクシーシの請求につながるこの国、
どうも素直に人の優しさを受け入れられない、、、。


ルクソールのスークの帰り道、スラム街のようなところを通ってしまったとき、
小さな子供たちが「ハロー」と言いながら、まとわりついて、後から着いてきます。

観光地にいる子供たちは、黄色人種のわたしに、
スカーフをかぶっていない私に興味があって寄ってきていたけど、
ここスラム街の子たちは違っていました。
バクシーシをもらいたくて、寄ってくるんです。

豊かな人が自分より貧しい人に施しを与えることが当たりまえの国、エジプト。

太郎やさくら子くらいの目がキラキラしている、
幼い子達がお金をくれと猫なで声をだして近寄ってくる。

大人はなにを、国はなにをしているの!!!
涙が出るくらい、むなしくなりました。