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京ことばと生活の知恵

暮らしの中の京ことばは、生活形態や街そのものが大きく変ったことで、多くが消えていったことは否めない。

おおきに、はばかりさん。

2007年05月22日 | Weblog
私が子供の頃、半世紀以上も昔のことになるが、

未だ、回覧板(今でもあるのかな?)を回していた頃、

母親に言いつけられ、回覧板を届けに行くと、

となりのおばあちゃんから「おおきに、はばかりさん」

い言って、よく紙にくるんだ飴をもらった。

懐かしい記憶である。

今は、マンション住まいで、回覧板なるものは見かけない。

玄関脇のメールボックスに、管理会社が発行する文書が

投函されている・・・。

(「はばかりさん」というのは「はばかりさま」で

相手にお世話になった時や、一寸したことを頼む時の

挨拶の言葉で、恐れ入ります・ご苦労様の意です。

決してお手洗い・便所の意の「はばかり」ではないので

念のため申し添えます)



1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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勉強なりました (もっち)
2010-01-13 12:53:07
桂枝雀師匠の落語で
はばかりさん
って言葉がよう出てきます。
勉強なりました(*^o^*)
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