「今日はいいお天気で、なによりですなぁ」「ほんまどすなぁ」
「頼まれた要件は、あす済ましておきますし!」「ほんまどすなぁ?」
「ほんまに、暑いことどす」
「ほんまのこと、言うとぅくれやす」
「ほんまのこというたら、気ぃ悪うしやはるのと、ちがいますやろか?」
「ほんまに、ほんま?」
等々、京都人は「ほんま」ということばをよくつかいます。
意味は「本当」「真実」ということですが、挨拶や返事に使われることが多い
ようです。
相手のことばにたいして「ほんまどすなぁ」と相槌をうちますが、前後の内容や
イントネーション、語尾の上がり、下がり具合により同調であったり、疑問符で
あったりと変化します。
極めつけは、若い女の子の携帯電話で「ほんまにぃ、ほんま?、ほんまや。ほん
まほんま」は、さほどめずらしいことではないようどす。