墨色・文房四宝の魅力と不思議を!

文房四宝を基本とした墨芸術の作家活動を、ヨーロッパへ発信中

墨色の変化 10年経てば!

2011-06-26 09:02:52 | 墨色

       制作年 墨色パネル(2000年11月~2001年3月)     墨色の屏風(2010年11月~2011年2月)

              

                 2001年の墨色                          2011年の墨色

この二つの墨色の変化は墨を使用して10年間の時間が経ています!(又この次は10年後)
墨を使用した後 その墨色は確かに変化しております!一般的に色は褪せる言われていまが、
幾度となくお話をしておりますが、墨色は 時間が経てばたつほど透き通った深い墨色になるのです!
使われた古硯と古墨文房四宝によっても かなりの相違はありますが


 いかがでしょうか?

私達が 博物館などで見る名作(水墨画)の色は 制作者達が創りだした色よりも遥かに澄み切った墨色に変化し
現在の私達に感動を与得てくれているはずです!
古い日本画で昨日描いたような清々しい 冴えた色の作品に出会うことはありませんでしょうか
又、色が褪せてしまっている作品に出会ったことはありませんか?

墨は時間を経ればより澄んだ墨色を出すという事実!

彩墨の存在!私は古彩墨を手に入れて初めてこの疑問 謎が理解できたのです!

現代でも日本のあるメーカーで彩墨を造っています

中国の古い彩墨の色から見ますとシルクと綿(例えて見ますと!)ほどの相違があると私は思います ・・・・・・・

では!次回は 素晴らしい古彩墨の色と 造形を皆様にお知らせいたします!


今 国民として何を考えなければいけないのでしょうか?

2011-06-23 08:41:15 | 日本の不思議

しっかりした国民で 私はありたい!

原子力発電の事故を知った今 私は、一日本国民としての無知さを恥じらい 反省を致しております!

この美しく 文化・歴史のある日本に於いて 今なすべきことは何なのでしょうか??????

災害に不幸にして直面された方々の日増しに傷心していくご様子に、強く心が痛んでおります。

 テレビ報道に於いて  この国難の際に騒ぎざわめいている有名人?知名人? この人たちは 日本国をどう思っていらっしゃるのだろうかと!

政治家が官僚が官僚がと 災害が起きていなかった時、政治討論で聞かされておりました時には 官僚の壁の強さに政治家が太刀打ちできないほどの悪人達なのかと
只々思っていて、日本のエリート役人のすることだから と 遠巻きに傍観しておりましたが・・・・・

国を司っている政治家達・官僚達のレベルが はっきりと現在分かったと思います!

国難を騒ぎに 茶化しているマスコミや 政治家達自身を よそ目に
なんと情けない気持ちで国民は、諦めつつも
国の為に 節電 節電と色んな努力 寄付 ボランティアと 一生懸命奮闘しているというのに

国の官僚 政治家の姿が今回はっきりと国民にも見えたはず 私にも 十分すぎる位理解し始めております
これからの国民がすべきことは 責任ある選挙をしなければ このような国難を超えられないということがはっきりと分かったことです!!!

いろいろ言いたいことはありますが・・・・・・

電力に関しては  送電線の権利を 先進国と同様に、自由に参加出来る法律を至急に成立させることだと思います!

ハイブリット発電については、もう経済人たちに於いてはご周知のこと 
自然エネルギーに意欲を見せる管総理大臣に 私はこの日本の未来を今は任せてみたいと思っております

ハイブリットエネルギーを東電に送りたいと協力の森ビルの協力書 

 ↓

http://www.mori.co.jp/company/press/release/2011/03/20110317180000002146.html


とう河江緑石硯 (とうがこうりょくせきけん)

2011-06-17 12:37:01 | 

            

洮河江緑石硯 ¢25cm x 5.5cm 2.2kg

この硯を手に入れたとき、なんと素晴らしい造形をした硯だろうと、
見る人によれば、果物入れ?・・・・・


裏を返してみますと漢字が?4文字墨堂に、川海老が乗っていていかにも磨墨ずらく思えるのですが、
かえって神経を使って磨墨の感触が分かります!

洮河江緑石硯の判断は大変難しいものと言われていますが 景色 石質 発墨 磨墨などが良ければそれでいいのではないのでしょうか!
裏面の文字は中国の古い?文字のように思えるのですが・・・・・
この緑の色は静かなねぎの深い緑色に似ています。

私のコレクショウンの中でも良い位置を保っている硯の一つです
墨色屏風(自家製)で、いろんな硯と墨とのマッチングによる墨色変化をいつも眺めているのですが
品の好いスッキリとした深い柔らかな色を漂わせて
ただ単なる一覧表の墨色比べ屏風ですが・・・・・・・