延原にハスラー125で連れて行ってもらったが
えびの高原よりはずっと近い。
やはり日本発祥の聖地だろうか。
厳かな感じを受けた。
だが相変わらず
「浮ついた気分」
は出ていた。
いや
パワーアップしている(笑)。
「神様 よろしくお願いします」
こらこら(^_^.)。
しかし南九州の独特の雰囲気は良い。
なんか神がかったパワーを感じ得ることができた。
さて
翌日
帰りがけに
「村田、若いうちに喧嘩しておけよ」
「それなりにやってるよ」
『今回やってりゃ66戦目だ』
と言おうとしたがやめた。
「どうせ 取っ組み合いか道場のフリー(自由組手)だろ。
ただの取っ組み合い、殴り合いは意味ないぞ。
それだったら
殺気立った口げんかの経験の方が
まだ役に立つぞ」
カチンときたが
のちに思い知ることになる。
街中のケンカ、取っ組み合い経験だけでは
「社会」という実戦では役に立たない。
イザというときに役立つ
というのは
イザというときにしか役に立たない
という一面もある。
その応用を利かすにはやはり
生活の中で活かす「ケンカ」をやっておかねばダメだ。
その意味では俺は切り替えが遅い。
(還暦近くなった今でも遅いと感じている)
延原は見抜いていたのだろう。大したものだ。
「また来いよ。今度はフリー(自由組手)やろうぜ」
「そうだな。また来るよ」
次に訪ねるのは3年後の事。
再会を約束して
日豊本線を北上した。
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