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湘南空手道連盟OB会

153 九州上陸

「村田先輩 機嫌よさそうですね」

宮崎さんに開口一番に言われた。

もう気分は九州に飛んでいる。

昭和50年8月3日火曜日

真樹先輩が遅れてくるので俺に基本指導をやってくれという。

本当は年上で存在感のある宮崎さんがやった方がいいのだが。

帯は俺の方が上だ。

 泉谷さん(泉谷しげる氏の弟)と宮崎さんの二人が道場にいると

なんともくつろいだ独特のムードになる。

この宮崎さんはたたき上げの調理人で

人を動かすのも上手い。

年下でも先輩を立てる人だ。

恐縮しながらも引き受けた。

一通り基本をこなして終了

終わった後で宮崎さんから

「リズムが速いのは良いですが村田先輩独自の教え方になってますね。気合いはバッチリですがね」

とやや手厳しいアドバイスを頂いた。

勝昭先輩と真樹先輩の教えがごっちゃになってるんだろう。

二人以上の先生に指導を受けると必ず起こる宿命だが

後年いろいろ考えさせられることになる。


 さてそんな調子で

 連日ロードショー(タワーリングインフェルノ、けんか空手極真拳など)を見ながら


 いよいよ 8月16日(土)


行くぞー!

気合い充満

新幹線→小倉 日豊本線→延岡

に向かった。

 無事延岡着

延原が快く迎えてくれた。


 翌々日にはハスラー125で

えびの高原まで連れて行ってくれた。

驚いたのは鹿児島県に入ったとたん

言葉が全く分からなくなった(笑)。

昭和50年は鹿児島はまだ薩摩弁全開。

噂には聞いていたがこれほどとは。


 延原がだいぶ運転が上手くなっていたので助かった。

大倉山時代延原の運転するバイクにニケツで乗って横転

よく死ななかったと今でも鮮明に覚えている(笑)。


しかし

どのタイミングで順子に電話するか。


延原は順子の存在を知らない。

会わせようかとも思ったが

それだと一番の目的が果たせない。

はてさて。
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