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湘南空手道連盟OB会

179 ひさびさに売られる

「すまん、だから見間違えたって」

商大高の久保井が港北高校の文化祭に来ていたのだが

俺は見間違えて中学の同期の鈴木順二だと思っていたのだ。

久保井も順二も根は真面目なのだが

どうもトッポイ感じが似ている。

などと言ったらますます怒られるだろう。

「まあいいけど」

久保井にとってもどうでも良い事だったようだ。

 
 しかしまた変なことを引っ張てしまう。

どこの連中だか知らないが囲まれた。

東横線横浜駅ビル改札口前だ。

「お前じゅんじのダチ公か?」

普通のツッパリだが

どうみても友好的ではない。計3人だ。

取り巻きも強そうじゃないが

「どこの順二?」

「さっき話してただろう。横高のじゅんじだよ」

「ああ、友達だよ」

「ちょっと話あんだけど呼んでくんない?」

「それほど親しいわけじゃないし」

「おう?」

胸倉掴んできた。

「かんべんしてくれ」

瞬間的に押し返した。

「やんのかおら」

あ~

なつかしいパターンだ。
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