最初の空手の先生が延原なら
最初のケンカの先生は哲郎だろう。
「早見哲郎」
これまた中学の友人である。
兄貴が剣道部OBでかなり恐れられた存在だったが
次男坊の哲郎はかなり優しい存在である。
とはいえキレると良いファイトをする。
カウンターで一発で決める延原とは正反対。
もの凄い連打でふっ飛ばしてしまうのだ。
中一の時は隣のクラスだったが
その戦法で哲郎が相手をぶっ飛ばしている光景を目撃している。
哲郎の言っている事は簡単
「一発殴られた二発!。二発殴られたら四発殴り返せ!」
単純明快な指導(笑)である。
中三の二学期 (昭和47年暮)受験前だというのに
昼休みになると毎日哲郎の特訓を受けるのだ。
素手でボクシングのインファイトスパーリングを際限なく繰り返す。
もちろん「顔面あり」である。
暗黙の了解で7分くらいの力で打ちあうがけっこう痛い(笑)。
「ほら!もっと打ち返してこい」
哲郎の気合につられてガツガツ行く。
体育「2」の俺が 顔を殴られないコツはただ一つ。
下がらないこと。前に出ることである。
これがずっとのちに試合で災いする面もあったが
とにかく
基本的スピリッツはこの時に養われたと言っても加減ではない。
そういったわけで哲郎には大変感謝している。
昨年5月 40年ぶりに再会(千年の宴 湘南台店)
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