goo blog サービス終了のお知らせ 

湘南空手道連盟OB会

25 気合注入

「君は何回目だ?!」

「押忍、4回目です!」

「まだできないのか?!ダメだな!」

移動稽古の回転後ろ横蹴り。 かなり難しい。

家でも練習しているが上手く出来ない。


「君、名前(名字)はなんというんだ」

「押忍、村田です!」

「小さく書いてあるからわからないだろ!。道着には もっと大きく書くんだよ!」


最近では個人情報だか何だか知らんが 
道着に名字も書かない奴がいるが
時々殴りたくなる。

当時の先輩たちが見たら間違いなくひっぱたくだろう。

  稽古後 拳立てをやっていると
 
 「拳立ては帰ってウチでやれ!。他の人の邪魔だ!」

  怒られまくりである。

前田先輩が呆れて横で見ていた。

しかしなぜかムカつかない。

納得させるものが山崎先輩にはあるからだ。

のちに この時の稽古がトラブル時に役立った。

頭でいちいち考えて行動していては遅いのだ。

実戦ではやられてしまうのだ。

他にも

「道場生同士で仲良くするな。今 君の横にいる奴は倒さなくちゃならない敵だぞ!」

「疲れきって帰っても必ず寝る前に拳立て50回」

「君の拳はタコでもなんでもない。一回学校の下駄箱(の一番固い所)叩いて潰せ」

「君の蹴りはカッコ悪いな。本当に威力ある蹴りは誰が見てもカッコいいぞ!」

「拳立て100回で自慢するな。館長の稽古は千単位、万単位だぞ」

山崎先輩に指導を受けたのは半年間30回くらいだったが
空手の根本的なところで大切な事を学んだと思う。

今思うとゾッとすることばかりだが忘れてはならない事だ。
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「無限決闘編」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2005年
1998年
1996年
1995年
1991年
1987年
1985年
1984年
1980年
1979年
1978年
1976年
1974年
1973年
1972年
1971年
人気記事