goo blog サービス終了のお知らせ 

0229net [ established Apr 12 . 2002 ]

内外の話題、瘋癲語録、スポーツ、地域、文庫本、フォトなど

「パンと娯楽」だけに満足する日本はどこへ漂流するのか

2014年12月04日 | 瘋癲語録
 どうしても分からないことがある。12月4日の朝日・毎日・読売・産経・日経などの全国紙、また共同通信は現在の時点での世論調査の結果、14日投票の総選挙について自民党が300議席を超す勢いであることを一斉に報じた。

 解散直後の各世論調査によれば、安倍政権発足後はじめて不支持が支持を上回り、70%近い人々が景気は回復していないと実感していることが明らかとなったはず。

 今回の総選挙では主要な争点から外れた感のある原子力発電所再稼働についても、6割以上の人々が反対している。ほかにも集団的自衛権や機密保護法をめぐっては国論が沸騰したし、衆院定数是正先送り、8%への消費増税、女性活用法案の廃案などについては安倍政権への風当たりが強かった。口先ばかりで中身をともなわないアベノミクスをもじって、アベロミクスと酷評するむきもあるほどだ。

 それなのに、選挙戦がはじまってまだ二日しか経っていないにもかかわらず、総選挙では自民党の圧勝がはやばやと打ち出されたというのだから、驚かないわけにはいかないではないか。

 50年におよぶ戦後の長い自民党支配は、日本国民を考えない国民として徹底的に餌付けし、それがここにきて自民党の思い通り実を結んだということなのであろうか。

 国民が「パンと娯楽」だけに満足すればどうなるか、歴史が証明しているところだ。

懸念される安倍首相の健康問題

2014年11月22日 | 瘋癲語録

     画像は Yahoo Japan からの転載です

 いまから7年前の9月12日、当時の安倍晋三首相は緊急記者会見を開きいきなり退陣を表明した。持病の潰瘍性大腸炎の悪化が原因であった。安倍首相は翌日から都内の病院に入院、後継首相の座を福田康夫氏にゆずり9月25日に総辞職した。

 平成12年12月の民主党政権崩壊をうけ、再度政権の座に就いた安倍晋三氏は2年にわたり政権を担ってきたが、自ら「アベノミクス」と銘うった経済・財政改革が思うような成果を示せず、国民に信を問うとして9月の改造後わずか2カ月で衆院解散に打って出た。

 その安倍首相に関し、ここにきて健康問題についてさまざまな憶測が飛び交っている。安倍首相は持病である潰瘍性大腸炎の炎症を抑えるため、ゼリア新薬の「アサコール」という特効薬を服用しており、これがさまざまな副作用を及ぼしているというのだ。ときには便意切迫や下血、血便をともない、ほかにも口内炎、発疹、かゆみ、丘疹、紅斑などが顕われることもあるようで、服用にあたっては十分な水分を補給することが求められているという。

 国会での委員会審議の最中、自身が答弁を求められている場面にもかかわらず頻繁にトイレに立ち、専用のボトルからしばしば飲料を摂取するのは、特効薬の副作用のためとする見方も出ているようだ。

 首相周辺もこのことを気にしており、ステロイド系の薬で副作用を極力少なくしようとしているものの、これが逆にムーンフェイスと呼ばれる顔面のむくみの原因となっている可能性も否定できず、首相の健康に不安が広がっているようだ。

 安倍首相はこのたびの総選挙を勝ち抜いたうえで、長期政権のための地歩を固めたい強い意思を抱いているようだが、7年前のこともあり、先ずは健康の保持について万全の対応をしていただきたいものである。


 上の文は以下のサイトを参考にしました
http://matome.naver.jp/odai/2135842796050168401

背中のいちょうが泣いている

2014年11月19日 | 瘋癲語録

         写真は Yahoo Japan からの転載です

 「とめてくれるなおっかさん/背中のいちょうが泣いている/男東大どこへ行く」というキャッチコピーは、瘋癲老人よりもやや遅れて大学生活を送ることになったいわゆる全共闘世代には、忘れることのできない言葉であろう。映画「昭和残侠伝・唐獅子牡丹」の主題歌にある「…親の意見を承知ですねて/何と詫びよかおふくろに/背中で泣いてる唐獅子牡丹」のもじりである。

 だが、どのような理由からか瘋癲老人は高倉健の番外地シリーズや任侠物は1本もみたことがないのだ。とはいっても、高倉健のやくざ映画がオールナイトで上映されていたことぐらいは知っており、高倉映画の人気の高さは社会現象にまでなった。

 そうはいいながら高倉健が出演した別のジャンルの映画はあんがい観ていて、数えると十本の指では間に合わないのに気付いた。順不同にあげると「遥かなる山の呼び声」「新幹線大爆破」「飢餓海峡」「動乱」「幸福の黄色いハンカチ」「夜叉」「野生の証明」「宮本武蔵巌流島の決闘」「居酒屋兆治」「駅」「四十七人の刺客」「鉄道員」「ブラックレイン」「あ・うん」「八甲田山」「ホタル」「あなたへ」…全17作品である。

 瘋癲老人は渥美清の寅さんシリーズDVD全48作をセットで持っているから、渥美清の作品は他のものも含め少なくとも60作ぐらいは観ており、高倉健はこれに次ぐことになる。

 銀幕という仮想世界の中ではあっても、高倉健の出た映画には血の通った凄絶なまでの人間くささを感じないわけにはいかない。これに比べると11月18日のテレビを視ていて思ったのだが、自己保身としか映らない透け透けの解散表明を、これでもかと必死になって演じてみせる安倍晋三首相からは、まるで人間味が伝わってこないのはなぜなのだろうか。

 その高倉健が逝った。83歳、悪性リンパ腫だったという。…安らかにお眠りください、合掌。

噴飯ものというほかない仲井真氏の「想定外」の弁

2014年11月18日 | 瘋癲語録
 さきごろの沖縄県知事選挙は、他のいかなる力にも屈しない「沖縄の良心」を問う選挙でもあった。その根底には、太平洋戦争の終局場面において本土防衛の犠牲とされた消しがたい記憶、戦後は日本の独立と引き換えに半永久的に米軍の軍事基地を押しつけられた現実がある。沖縄のことはしょせん本土の人間には理解してもらえない。知事選ではウチナンチューの主体性と誇りとが明確に示された。

 三選をめざし大差で落選した仲井真氏は選挙後、那覇市内の選挙事務所で記者会見に応じ「想定外。全く考えていない結果」と敗戦の弁を語った。「想定外」というこの言葉は、仲井真氏がウチナンチューの心をいかにつかみ切れていなかったかを雄弁に物語っている。

今回の県知事選の最大の争点が、米軍飛行場の辺野古への移設の是非をめぐるものであったことは間違いないし、「普天間の危険性除去のためには辺野古移設が現実的」とする現職の仲井真氏の主張には、うなずける面もなくはない。

 だが百歩ゆずって、たとえ普天間の危険性除去のためには辺野古移設が現実的であるにしても、問題なのは、この主張はウチナンチューから出たものではなく、もっぱら本土側から一方的に沖縄の人々に押しつけられたものであることだ。

 沖縄の生き方を、なぜ沖縄自身が決められないのか。戦後一貫して変わらない沖縄の不条理がここにはある。

 仲井真氏が今回の知事選の結果に「想定外」という感想を真実抱いたとするなら、過去2期まで県知事をつとめながら、同氏は結局のところウチナンチューの心をつかみ切れていなかったことを意味しないか。

 沖縄の人々は今回、そうした意味でもじつに賢明な選択をしたといえるであろう。

小渕・松島両氏こそいい面の皮

2014年10月21日 | 瘋癲語録

      写真は Yahoo Japan からの転載です

 第2次安倍改造内閣の金看板であった5人の女性閣僚のうち、わずか1カ月で二人の閣僚が辞任することになった。

 小渕優子氏は「安倍内閣の一員として何一つ貢献できなかったことを心から申し訳なく、おわび申し上げたい」、松島みどり氏は「法に触れることをしたとは考えていないが、ともかく私の問題で国政を停滞させてはならないという思い」と辞任後の記者会見で語った。

 賢明な読者ならご理解いただけると思うが、二人とも安倍晋三首相への気遣いは示しているものの、国務大臣またと政治家して国民の信託に応えることができなかったという認識はなく、国民への陳謝の言葉は最後まで聞けなかった。要するに二人とも、責任を感じるのは安倍晋三首相に対してであって、主権者である国民一般に対してではないということだ。

 将来の宰相候補と期待された小渕氏と才女の誉れ高かった松島氏。小渕氏はTBS、松島氏は朝日新聞といずれもマスコミ出身で、メディアには人一倍敏感であったはずなのに、今回の辞任劇は上手の手から水が漏れたとでもいうべきか。

 国会議員の過半数が当選回数2回以下というなかで、ふたりとも当選回数こそ4回以上を数えるものの政治家としてはまだまだ中堅クラスで、とてもじゃないが大臣を拝命するほどのキャリアもないし実績も残していない。それなのに第2次安倍改造内閣で閣僚に抜擢された理由は、安倍晋三首相が女性の活用や女性の社会進出といった耳あたりのよい言葉を用い、大衆受けとくに女性からの支持を意図したからで、いわば「当て馬」の役割を担わされたからにほかならない。

 今回、第2次安倍内閣認証後の官邸での記念撮影では、安倍首相を中央に向かって右には高市早苗総務大臣、左に小渕優子経産大臣、第二列目の高市氏の後ろには山谷えり子国家公安委員長、小渕氏の後ろには有村治子女性活躍担当大臣、三列目安倍首相の真後ろに松島みどり法務大臣が、安倍首相をぐるり取り囲むように位置しガードしている。首相経験者で、しかも内閣法第九条でいう第一順位指定大臣(副総理)の麻生太郎氏を端に押しのけての配置である。

 これは偶然ではなく、安倍晋三という目立ちたがり屋が意識して自らに侍らせるようなこのような位置取りを命じたからだ。これからも分かるように、5人の女性閣僚はその能力や適性のゆえに任じられたのではなく、あくまでも安倍晋三というshow-offの添え物にすぎないのは明らかだ、

 したがって安倍首相は、今回の問題でふたりが自身の延命の障害になるとみるや、情け容赦なくバッサリと切り捨てることになる。不祥事をおこして首相に申し訳ない、などと謝罪する小渕・松島両氏こそいい面の皮というべきか。