想いのままに

HSS型HSPです。音楽と映画の中で育ちました。
静かな所が好きな陽キャラ。
明るい陰キャラです。

映画『おばあちゃんの家』

2024-06-04 15:36:16 | 映画

私の心中にずっとおばあちゃんの家があり
母方の腰の曲がった祖母を思い出します。
たとえおばあちゃんがいない人でもわかる、
万人の郷愁の中にいるおばあちゃんだと思います。

近現代だが都会との文明格差がはげしい。
おばあちゃんは電気も水道もガスもない
今にも崩れ落ちそうな家に住んでいる。
唖者(話せない)
深い皺がきざまれたあばた面に困った表情。
曲がった腰と白髪、陽に灼けて痩せた小さな身体、
汚れほつれた前世紀の着衣。
無欲で質素で文字通り虫も殺さず、
仏のごとく温柔。
ふしぶし痛むのに杖をついて
僅かな産物を町で売っている。

都会育ちの孫は、
おばあちゃんにひどいことばかりする。
縫った靴捨てられ、瓶割られ、
かんざし盗られ、夜中に起こされて
厠(かわや)の供連れにされ、
KFCが食べたいと言われて
さんざん苦労して水煮をつくったのに
そっぽむかれ、そりゃもうわがまま放題な目に遭い、そのたび悲しそうに胸に手をあてる。
その様子が
「ごめんな、ばあちゃんが悪いんだよ、ごめんな」
と言ってるように見えるのです。
哀愁漂う作品でした。
おばあちゃん役の方は素人さんです。

2002年作


🍀🍀🍀🍀🍀
私の父方の祖父母の話をさせて下さい。
私が9歳の時に田舎から
大阪に移住してきました。

祖父はおとなしい人でしたから
話をすることも少なかったです。

一緒にスーパーへ買い物に
行った時のこと。
エスカレーターが初体験の
祖母は乗る前に助走してから
飛び乗っていました。

そんな人を見た事が無かったから
私はおかしくて笑ってしまいました。
田舎にはエスカレーターが
無かったから怖かったようです。
しばらくすると助走は無くなりました。

ある日、お腹が空いたから
「ヤキソバ作って」
と袋麺を渡したら
汁だくのヤキソバが出てきて
「ラーメンとちゃうねん!!😤」
と捨てようとしたら
もったいないと祖母が食べました。

私は自分でヤキソバを作りなおしました。
お金以外のことは何でも言う事を
聞いてくれた祖母に申し訳なかったと
思います。
今夜のお祈りは
祖母への感謝をメインにします😅

ではまた(^_^)/~


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。