朝江の朝

パートとバイトの掛け持ち日記

ネタばれあり「若草物語」

2022-06-11 13:46:02 | 日記
児童文学の名作と言えば「足ながおじさん」「赤毛のアン」「若草物語」でしょうか。どれも子どもの頃に夢中になって読んだ記憶があります。

映像化しやすいのか、4人姉妹を女優が演じるだけで花があるので時代の節目に「若草物語」は映画化されているような気がします。一番新しいところではエマ・ワトソンが長女を演じた2020年公開の「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 」でしょうか。エマ・ワトソンは長女メグにはふさわしくない。キャストミスだと思われます。

ウィノナ・ライダーが次女のジョーを演じた1994年度版の「若草物語」の録画を最近やっと観ました。かなり豪華な4姉妹になってます。マーチ夫人もスーザン・サランドンだ。演技力を見るだけで飯が食えるほど中身がいい。
原作者オルコットの自伝なのですが、オルコット自身は生涯独身でしたがウィキを読むと読者と出版社はジョーとローリーを結婚させたかったようです。オルコットが折れて原作ではジョーはベア先生と結婚しています。映画でもベア先生と一緒になれそうな感じで終わってます。
お金持ちのローリーの求婚も断って、ヨーロッパへの旅行も連れて行ってもらえず、本はなかなか売れないという状況のジョーですが、ベア先生からの告白が観ている者を救ってくれる気がしました。だってジョーに幸せになってほしいから。結婚が幸せじゃないだろうけど、輝かしい未来が約束されたジョーの笑顔がなんとも素晴らしい映画なのでした。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿