たまご

昨日スーパーで卵の品出しをしていると若者が近づいて来て「大学で卵の仕入れについて勉強しています。少しお話伺っていいですか？」というので主任を呼びに行きました。呼びに行きながら「大丈夫だろうか・・・」という不安が増殖してきた。

昨日も大量の卵を値引きしたばかりだ。９月４日の日付卵を２割引きにしたのだ。９月４日がいっぱいあるのにすでに９月６日と９月８日日付の卵が入荷されている。９月６日の卵は発注すべきではなかった。短いスパンの日付は危険なのでもっと期間をあけて発注すべきだろう。こんなのパートでも分かるで、そんな主任に何を聞きたいか、できれば他のお店に行った方がよいのでは？駅前の三角市場はすでに卵９７円に戻して売ってる。あそこの手腕を私だって知りたい。

赤い卵と白い卵の違いと売れ行きについて聞かれたが「時の相場によって違いがあって一概に言えない」とかなんとか答えたらしい。

一番売れてる卵はブランドの白卵だ。ブランド卵は赤い卵ばっかりなのに珍しく白で勝負しているブランドが一番売れている。飼料の高騰、鶏インフルなどの影響を直撃する普通のMとLのノーブランド卵と違いブランドは値段が一定している。年中高い設定だ。１パック１９８円～３９８円、しかしやはり味は違うらしく、人気があるんだ。

なんで一定しているんでしょうか？という質問にはそうなってるからと答えたらしい。あーそれは答えじゃないよ。パートの私も答えを知っている訳じゃないけど、ブランド名＝値段設定となっているんだろう。餌も飼い方もきっとブランドの名に恥じない飼い方をしているのでは？(予想)ノーブランドの卵が値上がりした時はブランド卵のお買い得の時だ。ブランドは価格変動しないことになっている。年中高いから。

昨日の大学生、あの後別のお店に行ったかなあ。もしかして「たまご」という名目で店員を調べているんだろうか。だったらなんだか負けた気がする。