今年は、アジア・太平洋戦争の開戦から80年目にあたります。滋賀県平和祈念館では、今年と来年(第32回企画展示で予定)の2回に分けて、『フィリピン』を取り上げます。
昭和16年(1941年)12月8日の真珠湾攻撃と英領マレー侵攻によって始まったアジア・太平洋戦争では、32,592名の滋賀県民が犠牲となりました。そのうち3割近くの8,843名の方がフィリピンで亡くなられています。米軍の攻撃に加え、密林での飢餓や感染症とも戦わねばならなかった過酷な戦場『フィリピン』を、関係者の体験談とモノ資料で紹介します。第1回目の今回は、首都マニラがあるルソン島での戦争を展示します。
会期:令和3年6月26日(土曜日)から10月10日(日曜日)まで
所:滋賀県平和祈念館(東近江市下中野町431番地)
開館時間:午前9時30分から午後5時まで(入館は、午後4時30分まで)
休館日:月曜日・火曜日(ただし、祝日の場合は開館)
入場無料、無料駐車場あり
2021年7月9日「京都新聞 WEB版」
「滋賀県平和祈念館」