
2月の休暇中にゴルフ練習で右腕に腱鞘炎を患いブログもだいぶご無沙汰しています。
2月27日に寧波に戻り新学期を迎えました。
さて、3月8日は国連が制定した国際婦人年。
1904年3月8日、ニューヨークで、女性労働者が婦人参政権を要求してデモを起こし、
これを受け1910年にコペンハーゲンで行なわれた国際社会主義者会議で
「女性の政治的自由と平等のためにたたかう」記念の日とするよう提唱したことから始まったそうですが、
今年は100周年に当たる年で街には垂れ幕がかかり
学院からも女性職員には贈り物が配られ祝日ではありませんが
日曜日に寧波でも盛大な祭典が行われました。
「外国人女性には政府から招待が来ているので」
と学院の外事部が送迎の車を出してくれ
楽しみに出かけたのはいいのですが....
五つ星の寧波料理の豪華レストランで海産物三昧の会食はよかったのですが、
そこからバス3台を連ねて案内されたのは巨大屋外スタジアム。
フィールドに特設ステージと観客席が用意されていて
えっーーー!!
この雨交じりの寒風の中、外でやるの?
と驚いているのはわれわれ外国人だけのよう。
ノースリーブのチャイナドレスの案内嬢も
肩を出したステージ衣装の歌い手さんたちも
寒さなどおくびにも出さずにプログラムが開始されました。
色鮮やかな巨大不死鳥が空から舞い降りて
美しい歌声とオーロラビジョンを駆使したステージいっぱいの踊り。
どれもこれも北京オリンピックのように素敵だったけど、
やはりアルゼンティーナ、オージー、日本人の我々一行には
この寒さは耐えられず
1時間足らずで中座させていただきました。
わが学院からも500人の女子学生が大合唱のために動員され
お揃いのトレーナーを着て、午前中から寒さに震えながら
拍手で会場を盛り上げていましたが...
寧波の今日の気温は政府発表4℃~9℃、小雨まじりの曇天。
13時30分~15時30分の屋外イベントで途中退場したのは
われわれ外国人たちだけのようで、
翌日、寧波テレビで放映された様子を見ると
皆さん2時間以上グラウンドの椅子に座って最後まで参加していたようでした。
ここの人々、寒さを感じないのかしら?
それとも恐ろしく我慢強いのかしら?