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リトルカブとクラブマン

バイクの旅は終わった・・・。
なので日常のことを書き留める。

九州編 七日目 沖縄県那覇市の民宿にて

2010年09月27日 | 
県道70号にて撮影。
ハイビスカスを見て沖縄に来たことを実感できた。

朝5時30分に起床。
国道331号を南に下り、沖縄島を反時計周りで回ることに。
島の南部の国道は、車の量が多かったが、北部は交通量は少なく、ハイペースでストレスなく走れた。
特に県道70号線は程よいワインディングに加え、たまに見える青い海を横目に疾走。
非常に楽しかった。
そんな調子で島を12時間かけて一周。
二日に分けて走るつもりだったが、一周400キロ行かないくらいだったので、思ったより距離はなかった。

那覇市に戻り、休憩しようとコンビニの前にバイクを停めていると、おじさんが声をかけてきた。
おじさんもバイクであっちこっち回った人らしい。
ついでなので近くに安い宿がないか尋ねてみると、快く案内してくれた。
オープンしたばかりの民宿(ホテルに近い)で、九月いっぱいまで一泊1500円(10月からは2500円)。
個室で、エアコンまでついている。
この辺は宿がとにかく安い。
九州にもこんな所があればいいのだが…。

沖縄は明日からしばらく天気が崩れるようだ。
なので明日の朝、フェリーが出ているようなら鹿児島に渡ろうかと考え中。
県道70号沿いにて。
おもしろい形をした岩がちらほらあった。

空飛ぶZZR。
これは目を引く。

九州編 六日目 沖縄県那覇市のゲストハウスにて

2010年09月26日 | 
フェリーあけぼの内の販売店で買ったポテトチップスとおにぎり。
おにぎりがいびつな形をしているのは仕様なのか?



24時間の船旅を終え、チャリダーの方と熱い握手を交わし別れた。
R1の方は那覇に入る前の別の島で降りていった。
その島で11月半ばまで住み込みでバイトし、路銀を貯えるのだそうだ。
たくましい人だ。
沖縄県那覇市に到着したのは19時。
当たりは暗くなっており宿を探すのにも一苦労だった。
沖縄にはゲストハウスなるものがあり、素泊まり1000~1500円という激安の宿がたくさんある。
しかし設備はピンキリなので、入る前に下見をさせてもらった方がいいだろう。
ちなみに俺が泊まった所は間違いなくハズレだ。
しかも大学生が集団で泊まっており、やかましくてしょうがない。
こんな事ならキャンプ場まで走れば良かった。
耳栓をしても眠れるかどうか…。

九州編 五日目 鹿児島→那覇行き フェリーあけぼのにて

2010年09月26日 | 
桜島を撮影。
デッカイ!


昨日は船内で日本一周中のYZF-R1乗りの人と、同じく日本一周中のチャリダーの人と仲良くなり夜遅くまで語り明かした。

チャリダーの方も昔はSR500などいろんなバイクに乗っていたらしく、そういった話で盛り上がった。
バイクの話に始まり、旅の情報交換、日本の景気、お互いの経緯、またバイクの話に戻るなどして、途中に酒を挟みつつ10時間以上喋りまくった。
話の中で印象的だったのがR1乗りの人の一日の食費だった。
一日100円、多いときで150円だそうだ。
パスタを主食に、人から貰ったものや、無料で置かれているオカラなどで食いつないでいるらしい。
逆にR1の食費(リッター9キロ)がかかり苦労しているのだとか。
しかしSS車、うらやましい限りだ。
レプリカなのに、その積載量にも驚かされる。
約130リットル分の荷物を積んで走っているのだ。
キャリアを付けて箱を積み、サイドバックを付けたクラブマンでさえ80リットルだ。
これならCBRでもなんとかなったのでは…いや、クラブマンも大好きなので後悔なぞすまい。

二人の話を聞いていると、自分の旅がいかに生温いものかが分かった。
いや、二人の旅が過酷すぎるのか。
どちらにしろ、俺は自分に甘すぎる。

九州編 四日目 鹿児島県出水市 定之段緑水公園にて野宿

2010年09月24日 | 
柴立姫神社にて撮影。
なかなかどうして、立派だ。


朝5時に起床。
外はまだ真っ暗で、日が出るのが遅くなったのを感じた。
5時30分頃には白け始めたので行動を開始した。
国道501号→国道57号と走り、国道3号には乗らず、県道14号へ。
流れはスムーズでストレスなく走れた。
国道3号に合流し、県道27号→国道219号と走り球泉洞へたどり着く。
球泉洞とは九州本土最大の鍾乳洞で、全長四千六百メートルあり、その内二千メートル公開されているらしい。

球泉洞の中は薄暗く、ヒヤリと涼しかった。天井からはピチャピチャと水滴が落ちてきて、足場の下には水が流れている。


秋吉台の鍾乳洞と球泉洞に入って気づいたことがある。
俺は鍾乳洞の中が怖くてたまらない。
閉所恐怖症と言うわけではないが鍾乳洞は駄目らしい。
そんなわけで今回は30メートル進んだ所で引き返してしまった。
奥に行くには階段を上り、橋(3~4メートルほどの長さだが)を渡りしなければならず、それを見ただけでなぜか足が竦んでしまった。



これに懲りて鍾乳洞には行かないことを決めた。

気を取り直して次のチェックポイントの柴立姫神社へ向かった。
ツーリングマップルには「赤面する神社」と解説してあったが、確かに立派だった。いくつかオブジェがあり中にはリアルなモノも…。
神社には違いないので、拝んで引き返した。

それから国道219号→国道267号→国道447号→国道3号→国道328号→県道397号と走り、ふれあい公園を目指した。
しかし397号、どうも怪しい。
所々落石し、落ち葉は積もり、終いにはカーブミラーが落ちてなくなってしまっている物まであった。
道は荒れ放題、しかし道は続いている…10キロほど進んだ所で引き返した。
仕方なく、前もって目を付けておいた定之段緑水公園に野宿することに。
小屋があるのでそこにお邪魔することにした。


定之段緑水公園のベンチでブログを書いているときに、トラック運転手のお兄さんと挨拶を交わした。
そこから少し会話になり、気に入ってもらえたのか「貰ったもんやからあげるよ」と、パンを二つジュースを一本頂いた。
お礼を言いトラックを見送った。
あとあと考えると「貰いもん」と言っていたが、お兄さんの夕食だったのかと気が付いた。
申し訳ない気持ちになったが、とても有り難かった。
パンはまだほのかに温かい。

球泉洞にて撮影。

球泉洞にて撮影。
ここで諦めてしまった。

九州編 三日目 熊本県玉名市 小~(読み方不明)山ふるさと自然公園丸山にてキャンプ

2010年09月23日 | 
佐賀県鹿島市にある稲荷神社(読み方不明のため省略)にて撮影。
シトシトと雨が降り、境内は厳かな空気が漂っていた。

稲荷神社前のお土産屋。
お稲荷さんグッズというよりは、招き猫などが多かった。

今朝は雨が止んだのを見計らって出発した。
出発した時間が遅かったため、予定していたルートを変更し、ショートカットして佐賀県に入った。
稲荷神社を出た頃から雨が激しくなったが、前もって雨具を着ていたので問題なかった。
国道207号→国道208号と走り、車の流れは悪くなかったのでキャンプ場には予定より早く着いた。
ここのキャンプ場、あまり良い評価はできない。
と言うのも、駐車場からキャンプサイトまで距離があり、しかも道は傾斜のある凸凹の石畳、往復しただけで気が滅入ってしまった。
そう言うわけで、駐車場前の芝生にテントを張らせてもらうことに。

日が落ちて気温が下がってきた。
3シーズンの寝袋を持ってきておいて良かった。