2007ブラジル旅行【七日目】9月20日

　観光と都市への移動の繰り返しが続くハードな日程の今回のブラジル旅行。１１日間で日本との往復とブラジル国内４都市間の移動を全て飛行機で回るんですからね。ブラジル国内にいるのは実質８日間。その８日間の中で、
　・ブラジル入国
　・ブラジリア→イグアス
　・イグアス→マナウス
　・マナウス→リオデジャネイロ
　・ブラジル出国
と５回も飛行機で移動する日が必要なわけです。たった８日間で。

　で、この日はマナウス→リオ・デ・ジャネイロへの移動日だったんだけど、飛行機はTAMの15:50発のJJ3745便なのでお昼まで観光なしのホテルでゆっくりの半日を過ごすことにしました。

　朝食も昨日よりはやや遅めの時間に。アマゾンの豊富なフルーツはどれも栄養満点でおいしいが、この日感動したのはガラナのフレッシュ・ジュース。ガラナはアマゾンで採れるフルーツの一つで滋養強壮にすぐれ健康にもいいとしてブラジル国内では超メジャーなドリンクとして親しまれていて、あちこちで缶やペットボトルで売ってます。移動の飛行機の中でも何度も飲みました。しかしこの朝ホテルで飲んだ搾りたてのガラナのフレッシュ・ジュースは缶やペットボトルのやつとは全然違って特別でした。自然な甘さに天然のフルーツ特有のみずみずしさがあって体にパワーが充填されてくるの分かります！そしてなによりとにかくおいしい！

　さて、午前中はゆっくり過ごすとは言っても何もせず部屋にいるのはつまらない。トロピカル・マナウスの敷地内には動物園があるのでそこを探索↓
　　　

トロピカル・マナウス・ビジネスの方にも潜入してみました。アマゾン川に面したプールがあるんだけどこれが素晴らしい↓

本当に海に面したリゾートホテルって感じですよね。

　川沿いが見える場所に移動してみました↓


　これ、トロピカル・マナウス、トロピカル・マナウス・ビジネスの入り口↓


　ホテルに戻ってシャワーを浴びて荷物をまとめてチェックアウト。空港に行くにはまだ時間に余裕があったので、フロント前のロビー広場にあるレストランで昼食をとりました。ドリンクはブラジルの定番カクテレのカイピリーニャ！アルコール度高いのでちょっとクラっとくめけどとにかくおいしい(^～^)！
ホテルロビーの真上はこんな吹き抜けっぽくなってます。まさにアマゾンの抜けるような青空↓


　タクシーで空港へ向かいブラジリアに立ち寄って(機内待ち)夜の22時半頃に無事リオ・デ・ジャネイロのガレオン空港に到着。今宵の宿、イパネマ・プラザへ到着したのは23時過ぎてましたかね。

　観光なしの日だったので、飛行機の移動で疲れはしたものの、今までの日々に比べれば多少はくつろげた一日でした。


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2007ブラジル旅行【六日目】9月19日

　トロピカル・マナウスの朝食は今回の旅行で泊まったホテルの中で一番よかったと思います。アマゾンはなんつってもフルーツの宝庫。充実してました。旅行でのホテルのバイキング朝食ってやっぱいいですよね。

　さて、朝の８時にホテルを出発し、アマゾン川を移動するためのボートに乗るためにセアザ港に行きました。港ではアマゾン川で捕った魚を売っています↓
　

これが港から見えるアマゾン川↓


川上でのガソリンスタンドだそうです↓


どうですか。この広さは川じゃなくて海ですよね。

　モーターボートに乗って移動開始。気温は高いですし、乾期とはいえアマゾンの湿度はやや高いですが、河上をボートで移動すると自然の風がとても気持ちいいです。

　そしてネグロ川とソリモインス川の合流地点に到着。この２つの川は上流の水源が違い水温も水質(酸性／アルカリ性)も違うため、合流地点から数km～数十kmに渡り２つの川の水が混ざることなくこんなふうに色が分離したままずっと続いています↓
　
ボートから身をのりだして水面に手を入れたままこの境界の前後を行ったり来たりしてもらいました。すると水の温度の違いが体感的にもよ～く分かりました。ほんとに混ざり合わないんですねぇ。不思議。

　そして再びボートを動かしアマゾン川をさらに移動。途中、島みたいな陸地に上陸したりしつつボートでさらに移動し、日本人が経営しているアマゾン・ジャングル内のホテル“マイナン・ロッジ”に到着。日本人が経営しているだけあってジャングルの中にあるにもかかわらずきれいでいいです、ここ。ここでドリンクを頂き軽く休憩。
　

　そしてマイナン・ロッジの裏手からジャングル・トレッキングに出発。
珍しい木や植物がいろいろ見れて楽しかったです↓
　　　　
天気がすごくよかったし、さすがにジャングルの中を自分の足で歩き回るともう汗だくになりましたね。

　ナイマン・ロッジに戻ったらすぐシャワーを浴びてお昼を食べます。これまたアマゾンでとれた魚とフルーツ、うまかった。

　お昼を食べたあとはピラニア釣りへ出かけるためボート乗り場へ移動。途中でナイマンの社長さんにお会いしました。とても気さくないい感じの方でした。社長さんがかわいがっていた子ワニを抱かせてもらいました。今度アマゾンに来る時はぜひここマイナン・ロッジに泊まりたいですね。よりアマゾンを身近に体感できると思います。

　さて、ボートに乗ってピラニア釣りに出発。釣れそうな穴場を求めてアマゾン川のいろいろな場所に移動しました↓
　　　　

しかしなかなか釣れないんですなこれが。ガイドさんは何匹か釣りだしたんだけど、我々は場所をいくつか移動しても全然釣れず。。。
時間もせまってそろそろ引き上げますか、と言い出したところでかみさんが一匹釣りあげました↓
　
この赤い色したピラニアは一番獰猛で有名な種類だそうです。結局わたしは一匹も釣れず・・・ちきしょー。

　ピラニア釣りのあとはゴム採取見学へ。昔ながらのゴム採取作業の実演を見せてもらいました↓
　

　ゴム採取見学が終わったら自分達が釣ったピラニアを焼いてくれてありました↓

あっさりとした淡泊な白身魚の味ですが塩での味付けがよくてとても旨かったです。

　これで本日のイベントは全て終了。トロピカル・マナウスへ戻ります。

　ディナーはトロピカル・マナウスと同じ敷地内にあるトロピカル・マナウス・ビジネスで食べました。こちらの建物はトロピカル・マナウスよりも新しいです。確か８年前に来た時は無かったと思います。

　８年前にマナウスに来た時は５月でちょうど雨季の終わり頃の時期でした。その時のアマゾン川は水位が水面が木々の上の方まであがっていて、いたるところ木のてっぺんが水面から顔を出している感じでした。逆に今回は乾季。

　全く表情の違うアマゾンをこの目で見れたのは感激でした。


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ヘッドホン・ステレオ！？

　もう死語でしょうかね。カセットテープのウォークマンに始まりＭＤなどの携帯用小型ミュージックプレイヤーのことを昔はヘッドホン・ステレオと昔は呼んでいた気がします。

　ちなみに僕はこの手のプレイヤーはあまり好きになれず使い込むことなくきました。ＭＤが普及し始めた時期に通勤電車の中で使ったりしたこともあったのですが、そもそも耳の穴に突っ込むイヤホンタイプのやつがキライだし、コードが邪魔くさい。本体も当時は厚めで大きかったし、ポケットに入れると微妙に許せないくらいの重さ。

　しかし世の中すっかりiPodなわけで。最近むかしみたいに自分の自由な時間というのがなかなかとれなくて、新しいＣＤを買ってもじっくり聴き込むことがないまま放置プレイなこともしばしばです。

　そんな訳で大好きな音楽を聴ける時間を作りだすには通勤時間を利用するしかないと結論。
iPodが欲しくなる訳です。けど、会社から持たされてるのと自分のとで２台の携帯電話を毎日持たされてるし、これ以上携帯端末を持ち歩くのは嫌だ。

　てことで携帯内蔵のメディアプレイヤーを先週から試してます。ヘッドホンも付いてたしSDカードも買ってあるので投資ゼロはうれしい。
CDからの音源の移動はパソコンにMOOCSとかいうところのフリーソフトをインストールするだけでOK。パソコンと携帯をつなぐUSBケーブルはかみさんの携帯に付いてたのでそれを借りてこちらも投資なし。

　実に簡単でした。

　いまは毎日朝晩の通勤で聴いてます。携帯だと１台で音楽聴きながらWebもチェックできるし、いまの携帯は十分軽いので楽だし便利。何より音楽で仕事のストレスがだいぶ和らぎます。

2007ブラジル旅行【五日目】9月18日

　イグアスの二日目。今日はアルゼンチン側に行って滝を見る計画。

　朝起きてホテルのレストランへ朝食をとりにいくと予想外のことが。ビュッフェ形式なのでレストランの中央テーブルに盛ってある食事を各自で自由にとりにいくわけですが、よく見るとがっしりとした体格のなんか見たことのある顔した日本人がいるんです。なんと柔道の山下泰広さんでした。

　そう、直前までブラジルはリオ・デ・ジャネイロで世界柔道大会が開催されていたんです。大会が終わった直後に観光でイグアスに立ち寄られたようです。


↑たまたま撮った朝食風景の写真に御大の姿が…^_^;

　さて、出発は朝の８時。ホテルをチェックアウトしてアルゼンチン側へ向かいます。

　ブラジルとアルゼンチンの国境の渡る橋があるんですが、橋の両側に書いてある模様が両国の国旗を象徴する模様になっており、ちょうど国境のポイントで模様が入れ替わります↓


　そしてブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ３国の国境地点に移動。三叉路になっている川に区切られた三つの陸地のそれぞれに、各国の色を表した“しるし”が立っています↓
　

　そして次にいよいよ滝のある国立公園へ向かいます。

　国立公園の入口はこんな感じ↓



入口から滝の見えるところまでは結構距離があります。歩いてもいけますが、公園内はこんな電車が走っています↓


この電車に乗って楽をして内部へ移動します。しかしお目当ての“悪魔の喉笛”は駅を降りてから多少歩きます。

　歩く途中の小さな橋からワニ君が見えたり↓


　木の上にはブラジルを象徴する鳥、大橋鳥が見れました↓

くちばしの大きさがなんつっても特徴的。

　そしていよいよ悪魔の喉笛！ものすごい水しぶき。この水量はやはりスゴい！↓
　　　　　　　　　　

この圧倒的な大自然の光景を目の前にするともう言葉が出ませんね。

　このあとは電車でまた移動してまた歩いて別の滝を見に散策します。
こちらは結構歩きますが、いろんな滝と植物を散策しながら見ることができます。悪魔の喉笛ほどのどでかいインパクトの滝はないけど、自然散策のトレッキングコースとしては素晴らしいですよ！↓
　　　　　　　　

　アルゼンチン側イグアス国立公園の観光を終えて再びブラジルへの国境を越えイグアス空港へ向かった。これからTAMの16:00発JJ3886便とJJ3542便をブラジリアで乗り継いで今夜マナウスへ行くのだ。

　ブラジリアでのトランジットで２時間待ちに加えマナウスへの出発時間も予定より１時間くらい遅れて出発でもうこの日の夜はくたくた。

　結局マナウスには23:40到着予定なのに、マナウス空港に到着した時に自分の時計を見たら01:20くらい！
遅れるのもいい加減にせい！とちょっと頭にきたが、よく調べたらマナウスは－１時間の時差があり00:20頃なのでした。

　これを知り、ちょっとだけ元気復活。マナウスでの宿であるホテル“トロピカル・マナウス”にチェックインしたらシャワーを浴びて速攻で寝ました。
そう、次の朝は早いのだ。


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2007ブラジル旅行【四日目】9月17日

　ブラジリアの友人宅に泊めてもらい、朝を迎えた。家の回りは野鳥がたくさんいるのかピーチクパーチク鳥の鳴き声がにぎやかだ。鶏が「コケコッコー」と元気よく夜中じゅう朝まで鳴き続けていたのにはうるさくてまいった。普通、朝に鳴くもんでしょう、あんたは。朝方になると他の鳥たちまで参加しての大合唱。まさに大自然の中で寝ていたみたいな感じですね。

　朝食をごちそうになった後、会社へ出勤する友人パウロの車で空港まで送ってもらった。月曜の朝のブラジリア空港はたくさんの人が。さすがブラジルの首都。到着した土曜のお昼とは全然違った。
　パウロとはここでお別れ。たった二日の短いブラジリア滞在だったが本当に楽しかった。正直観光地としてはそれほどの“売り”はないブラジリアだが、来てよかった。旅の醍醐味は「人とのふれあい」と「観光」の二つだとすれば、ブラジリアでは前者を存分に味わうことができた。パウロには心の底から感謝。

　さて、このあと10:00発のTAMのJJ3887便で第２の訪問地イグアスへと向かう。飛行機はクリチバを経由してイグアス空港には２時過ぎに到着した。予定では13:40到着だが必ず遅れる、それがブラジルのブラジルたる所以ですかねぇ。
しかしこの日のイグアスは湿度が高くて蒸しっとしてました。乾期なのに意外。ブラジリアのカラカラさとは対称的ですね。

　空港についたら速攻でタクシーでホテルへ移動。とにかく早く滝を見たい。

　ホテルはトロピカル・ダス・カタラタス↓


ブラジル側のイグアス国立公園の敷地内にある唯一のホテルで、ホテル前の遊歩道を歩いてすぐに滝を見に行けるのが魅力なので今回もここに泊まりました。
速攻でチェックインして荷物もそこそこに外へ。

　ホテル前の遊歩道スタート地点からはこんな感じで滝が見えます。


これは序の口。

　歩いてくと蒸し暑くて汗がダラダラ出てくるー。途中こんな動物に出くわしました↓

結構人間慣れしてる感じ。

遊歩道を歩いてく途中で見える滝をいくつかご紹介↓
　　

　そして遊歩道の最終地点が最大の見せ場、「悪魔の喉笛」のブラジル側は壮大な水の瀑布ショートを見せてくれます↓
　　　　　　
写真を撮ってると滝の水しぶきがかかってかなり濡れます。そのくらいすごい水量です。でも今は時期としては乾期。雨期はもっとすごいらしいのでぜひいつか雨期に来てみたいもんだ（４年前にここに来た時も八月で乾期だった）。

　ホテルに戻って食事のあと風呂に入ったけど、出てくるお湯がぬるい！ブラジリアのホテルは湯舟がなかったが、ここは湯舟がしっかりありました。でもお湯がぬるいんじゃねぇ。
トロピカル・ダス・カタラタス、場所はいいし建物も重厚で風格があっていいんだけど中はちょっと古いです。防音性も引く、夜中に隣り(？)の部屋のおやじのイビキが聞こえてきたのはまいった。なんかホテルの社長が変わるらしいし、ぜひ部屋の中を改装してもらいたいですね。いつかまた今度は雨期にでも来たいしね(^_-)v。


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Ivan Lins ブルーノート東京 10/13

　昨日10月13日のイヴァン・リンスのブルーノート東京セカンドの最終公演に行ってきました。

　

　自分にとっては４年ぶりのイヴァンのライヴ。それだけにかなり前から楽しみにしてましたね。特に先月はブラジルに旅行してきたというのもあって、ブラジル気分的にも盛り上がってました。

　21:30予定のスタートは若干遅れて21:45頃。

　以下、演奏曲順にサラっと振り返ってみます（曲目、曲順の記憶が間違ってたらゴメンなさい）。

1曲目“Samba do Aviao”
　ジョビン作曲の名曲。アルバム「Jobiniando」で収録していた曲がオープニングを飾りました。
2曲目“E de Deus/Aquele Abraco”
　アルバム「Anjo de Mim」からのノリのいい曲。「れいれ、れいれッ♪」と会場が一緒に歌います。
3曲目“A Gente Merece ser Feliz”
　最新アルバム「Acariocando」からはこのサンバな1曲でした。
4曲目“Saudade de Casa”
　アルバム「Anjo de Mim」からの心温まる1曲です。
5曲目“Meu Pais”
　アルバム「Awa Yio」からのブラジルの広大な大地を連想させる牧歌的ないい曲です。
6曲目“Daquilo Que Eu Sei/Velas”
　個人的にはIvanの作った曲の中で最も好きな曲の一つです。素晴らしい曲。ただアレンジはちょっとネラいすぎというか、同タイトルのオリジナルアルバム“Daquilo Que Eu Sei”に入っているバージョンのアレンジの方がいいと思います。でもこの曲を生のライヴで聴けたのは感動。
7曲目“Dandala”
　Simoneのアルバム「Baiana da Gema」に入っているIvan作の1曲を演ってくれました。
8曲目“Desesperar Jamais”
　これも定番の1曲。素晴らしいサンバ曲。アルバム「Juntos」でベッチ・カルヴァーリョとデュエットしているバージンジョンが個人的には一番好き。いい曲です。
(アンコール)
9曲目“Love Dance”
　アンコールの最初はアメリカ向けに発売した同名アルバムのタイトル曲でした。英語で歌います。
10曲目“Acaso”
　ジョビンに捧げたアルバム「Jobiniando」の2曲目に入っているIvan作のマイナー調だけどとっても美しい曲です。深く染み入ってきます。今回改めてこの曲をじっくり聴いて良さがすごく分かってきました。
11曲目“AiAiAiAiAi”
　アルバム「Anjo de Mim」からのちょっとイヴァン作っぽくないような感じもするノリのある1曲です。ロックっぽい雰囲気を感じさせるところがそう思わせるのでしょうか。でも盛り上がる曲です。

　終了後、サイン会ありました。事前に情報もらっていたので、イヴァンのCDをちゃんと持っていっておきました(^o~)v。

　先日のブラジル旅行の写真を持っていってイヴァン・フリークのブラジリア在住の友人と一緒に写っている写真を見せたらとってもイヴァン喜んでくれました。その友人もブラジリアでイヴァンの公演があるときはよく会っているらしく、イヴァンも彼のことをよく知っていてその写真にそのブラジリアの友人へのメッセージ「なんて世界は小さいんだろう(素晴らしい)！最大の感謝を！あなたの友人イヴァン・リンス Oct/2007」という言葉をポルトガル語で書いてくれました。なんか先月のブラジル旅行がこんな形でつながるなんてメチャクチャうれしいですね。早速ブラジリアの友人にこの写真をスキャンして送ってあげようと思ってます。

　白髪は前回来日したときより増えたように見えたし、後半は息切れして疲れ気味なようにも見えた今回の公演でもありました。大好きなミュージシャンが年をとっていくのを見るのは寂しくもありますが、作曲家の才能は年齢・体力に関係ないだろうし、これからもいい曲を作り続けて欲しい。また再び日本にきてライヴを聴かせて欲しいと切に願っています。

　サウージ！Ivan Lins♪

2007ブラジル旅行【三日目】9月16日

　ブラジリアでの朝を迎えた。のべ時間的にはそこそこの睡眠をとったはずだが中途半端に寝不足気味になってしまいました。
　それというのは昨晩夜中のホテルの部屋での“停電騒動”だ。かみさんが夜中トイレに行って明かりのスイッチを点けようとしたら点かなかったらしい。その時は電球が切れたと思って諦めて再び寝たようなんだけど、その後に今度は僕がトイレに起きてトイレの明かりが点かないことに気付く。真っ暗なトイレじゃ何もできんしこりゃまいったと思い、部屋全体見渡してよく見ると部屋付きのデジタル目覚まし時計の表示も消えている。これはおかしいと思い部屋の明かりのスイッチを押してみると部屋の明かりも点かなかった。この時点で「停電か？」と思い部屋のドアを開け廊下を覗くとホテルの廊下は明かりがしっかり点いている。これは原因は自分らの部屋の中にあり、というのを悟り、携帯電話のかぼそい明かりを頼りに電気のブレーカーの位置を確認。ポルトガル語で書いてあってよく分からんかったけど、主幹らしきブレーカーを逆方向に倒したらようやく明かりが復旧しました。

　てなトラブルもありつつ、ホテルのビュッフェの朝食をとりブラジルでの実質的な初日の活動開始！
　友達のパウロが息子のヴィトル君を伴って車でホテルまで迎えに来てくれ、ブラジリア市内観光に案内してくれた。

　まず向かったのは「ドン・ボスコ聖堂」↓

青いグラデーションのステンドグラスがとってもキレイです。

　そして次にテレビ塔に↓

ここからは飛行機型をしたブラジリアの市内がこんな風に一望できます。天気が良かったのでとてもきれいに見渡せましたね。

　そして次に「カテドラル・メトロポリターナ」へ↓

ちょうど日曜日の午前中だったのでこの中でミサをやっていたのですが、オルガンではなくギターを伴奏に明るい感じの曲を合唱していて、なんだが日本の教会とはちょっと違うブラジルっぽい明るさがあるように感じましたね。

　次に三権広場に連れて行ってもらった。

　そしてその後、遅めのお昼ご飯ということでパウロの家へお邪魔することになるのだが、彼の家へ行く途中にスーパーに寄ってお昼のバーベキューの材料の買い出しへ。「ポン・ジ・アスーカル（リオの有名観光地名）」という名前のスーパーに立ち寄った（笑）。


　そしてパウロのうちに到着しブラジル風シュラスコ式バーベキューの始まりだ。パウロ宅にはこんな肉を焼くための備え付けの釜が庭にありました↓
　　　　

もちろん炭で焼きます。塩味が効いててメッチャ美味しかったですねぇ。バーベキューのバックグラウンド・ミュージックはパウロと僕を結びつけてくれたアーティスト、イヴァン・リンスのCDで。

　たっぷり肉を食べた後は家の中でパウロの子供達と軽く遊ぶ。

　そしてその後、４年前のブラジル旅行で丸一日ブラジリア市内を案内してくれて大変お世話になった牧師さんの教会へ連れて行ってもらった。４年ぶりの再会を喜び、一緒に食事をさせてもらった。お昼がブラジリアン・バーベキューでとても重たかったので日本食でお寿司を食べようということになった。しかし、お昼の食事があまりに重たくて私達は全然食べれませんでした・・・(＾＾；

　牧師さんにはパウロの家まで私達を送り届けていただき、この夜はパウロ邸で休ませてもらった。


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免許更新

　車の免許の更新に行ってきた。

　いやー、日曜は免許試験センター混んでますね。私は府中の免許センターに行ってきたんですが、今年３番目の人数だったそうで。ちなみに毎年１番多いのは１月４日だとか。なるほど。

　講習を受けてきましたが、いいですね。たまにこういう講習を受けることで自分の運転を冷静に振り返ったり、交通法規の最新の変更などもしっかりインプットできますしね。
ちなみに来年の６月から後部座席もシートベルト着用が義務付けられるというのを今日の講習で知りました。
講習を受けている人は老若男女いろいろといましたが、居眠りしていた若い男性が二人教官に注意されてました。あと乳母車で赤ちゃんを連れて講習を受けている女性もいましたが、赤ちゃんがぐずる度に抱き上げたりあやしたりで廊下へ出たり入ったりしていました。事情はいろいろあるんだとは思いますが、こういう人には退室していただき別な日に改めてきっちり受講させるべきではないですかね。。。

　いまの免許はＩＣチップが入っているんですね。横からみると二層になっているように見えます。パスワードを２つ設定する必要があって、本籍は免許証自体には印字されなくなっています。

2007ブラジル旅行【二日目】9月15日

　長い長～いのべ24時間あまりの国際フライトを乗り切ってガレオン空港に到着。入国審査を無事に通過してガレオン空港の第1ターミナルの外に出る。そしてTAM航空の国内便JJ3820にトランジットして最初の目的地ブラジリアに向かうためにTAMのカウンターのある第2ターミナルへ移動。このTAMのターミナルが第2ターミナルにあるという事実を知らずかなり時間をロスすることに。。。

↓第1ターミナル～第2ターミナル間の通路にて


　そしてJJ3820便にてブラジリアに到着したのは昼の13時頃だ(予定より1時間弱の遅れ)。

　空港にはブラジリア在住で去年の10月に来日して会った友人のパウロが出迎えに来てくれた。久しぶりに会えたことと、今回は家族でブラジリアに来れたことがとてもうれしい。

　再会を喜んだ後、車で ホテルに送ってもらう。ホテルに行く途中、いくつかのビューティフル・スポットに寄ってくれた。

↓この橋は日本人がデザインしたらしく、日本に似た橋があるらしいとか


　初日に泊まったホテルは「ブルーツリー」。なんでもこのホテルの経営者は日本人女性で青木チエコさんという人らしい。はは。
　ブラジリアはというのは人工的に作られたブラジルの首都の都市で、街の区画が完全に区分けされ整備されてます。例えばホテルはある一箇所にまとまってたくさん建っているし病院なんかもそうらしい。しかしこのブルーツリー・ホテルだけは別で、ホテル群の区画からは離れていて湖のほとりにあり大統領官邸の隣に位置する場所にある立派なリゾートホテルです。

↓ホテルの部屋から湖が見える


↓ホテルの建物とプール


　遅い昼食をホテル内のレストランでとりフェジョアーダを食べました。あらゆる部位を使いきる豚肉の使い方にはびっくりしましたね。

　夕方はさすがに飛行機の長時間フライトのせいか晩御飯の前にバタリと寝てしまいました。夜遅い時間に仕方なくルームサービスで晩御飯をとったあと再度睡眠。明日に備える。


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