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マネープラン

2006年02月07日 01時54分31秒 | Finance
結婚・出産・子供の進学・老後・・・

人生には様々なライフイベントが待っている。人は、それらイベントを一つ一つ乗り越えられるだけの資金を予め(可能であれば)準備しなければならない。

実際のところはどうか。

その資金を準備出来ていなくとも果敢に次のステージへ立ち向かう勇気ある?人が世の中には多いなと感じている。うらやましいなと思うが、そこに待っている「悲しさ・刹那さ」を知っているつもりの私には、思い切って踏み出すことが出来ない。挑戦した結果、なんとか自力で乗り越えられるかもしれない。そしたら何も悲しいことなんか無い。きっと楽しくて仕方ないだろう。でもそれは大きなリスクを抱えて生きることに他ならない。私の「資産」は弱小、思い切って踏み出せるだけの「責任」を背負うことも出来ない「弱さ」を持ち、これ以上の「リスク」を抱えられない、悩める日々は消えることが無い。

それでも出来れば次のステージに上がりたいという願望は、おそらく人一倍強い。だから犠牲に出来るものは犠牲にしているつもり(まだまだ甘いが・・・)。

資産運用の道しるべを少しまとめておこうか。

マネープラン。今自分が持つ資産(貯蓄)と今後毎年積み立てることが出来る資金を、今後予定したライフイベント発生時まで「運用」する。運用益により資金を「殖やし」、目標とした設定額を無事見事に達成!その資金をギュっと握り締めてその山を【楽しく】乗り越える(ことが出来る)。乗り越えたら次の山に向かってまた「資産運用計画を立てる」。人生はその繰り返しであろう。

マネープランを立てる時に、必要になってくる「お金」の知識を少し紹介しておきます。

■単利とは

当初預け入れた元本に対してのみ、利息が計算される。
(ex. 元本100万円、利率2%で3年運用したら、元利合計:106万円)

■複利とは

一定期間ごとに支払われる利息を元本に加算し、新たな元本に対して利息が計算される。
(ex. 元本100万円、利率2%で3年運用したら、元利合計:106万1208円)

■72の法則とは

・複利運用で元金を2倍に殖やすのに必要な年数、利率を計算できる式
・「72」を利率で割ると、必要な年数が算出出来る
・「72」を年数で割ると、必要な利率が計算出来る

(ex. 100万円を2倍にするためには?)
  ※ 利率4%で運用した場合、72÷4=18 ∴18年かかる
  ※ 15年間運用の場合、72÷15=4.8   ∴利率4.8%が必要

・・・ 7.2%の利回りが得られる商品であれば、元金が10年で2倍になる!

終価係数(複利計算表)とは

一定の利率で複利運用した場合、一定期間後に何倍になっているかを示す係数のこと。つまり、一括して預け入れた元本が一定期間後にいくらの元本合計額になるかを計算する際に用いられる係数表です。一般的には複利計算表として利用されており、特に注意書きが無い場合には、1年複利で計算された係数となっています。(リンク先を参照)

(ex. 100万円を利率3%で10年間複利運用した場合の10年後の元利合計額を算出)
~係数表より、係数:1.344 を得る↓
100万円×1.344=134万4000円

年金終価係数とは

毎年一定額を積み立てていった場合、一定期間後の元利合計額がいくらになっているかを示す係数。現在の積み立てが将来いくらになっているかを知るために利用できる。

(ex. 毎年100万円ずつ定期的に運用利率3%で積み立てていくと15年後にはいくら?)
~係数表より、係数:18.599 を得る↓
100万円×18.599=1859万9000円

普通預金に毎年100万円貯蓄(することが出来る場合に限るが)するなら、
15年利回り3%の金融商品で運用すべきだということがわかるでしょう。

■お金の使い道によって適した金融商品を。

1.予備資金(いざという時のため、目安は生活費の3~6ヶ月分)

 これは、普通預金などいつでも引き出せる状態となる商品を選ぶ
 【換金性】の高い商品を選ぶ。

2.目的資金(5年以内に使うことが明確で減っては困るお金)

 定期預金や、必要な期日前に満期が来る国債など。
 【安全性】の高い商品を選ぶ。

3.余裕資金(5年以降に使う予定のお金)

 株式・債券・外貨商品・投資信託などタイプの違う商品を組み合わせて持つことでリスクを低減させる。
 【収益性】が高い商品を選ぶ。


3つの財布・貯金箱(銀行口座)をつくることがお金持ちへの近道だと、何かの本で読みました。その通りのようですね。。。上記のように、使い道によって自分の資産を分散投資していくことが必要だなと思いました。ただ、現状 1.の予備資金しか持てずにいます。2.への投資。出来れば3.への投資も。といったカタチでステップアップしていきたいな・・・と。


※ 参考サイト ※

個人の資産運用を考える(その1) 資産形成に便利なツール 早見表


※ 参考図書 ※

ライフイベントの都度、全国平均統計データとしてどのくらいお金がかかるの?
と思ったら、↓で調べられます。書店で420円程度で販売しているそうです。

暮らしと金融なんでもデータ〈平成17年度版〉

金融広報中央委員会

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ちなみに、この本に載っている情報は、
↓のサイトでも参照可能です。よろしければチェックを。

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