あの女が来た。
春先に辞めていった
あの女の笑った顔に身震いしたけど
ひさしぶりー
元気なのー?
と
笑って見せて近寄ってあげた。
こいつ辞めてくれて
ほんと良かった
という思いと裏腹に
いや、それがあるから
罪悪感と自分の気持ちが
漏れ出さないように
近寄って笑って
さもうれしそうにトークを
繰り広げてあげた。
女はうれしそうに
相変わらずの自信たっぷりトークを
想定内に返してきた。
こいつはやっぱり
こういう女だ
と思いながら
次々に持ち上げて喜ばしてあげた。
あなたがいなくなって
大変だったよ
いつも
気になってたよ。
にんまり顔の女は
やっぱりイヤな顔をしていた。
女の存在に気付いた
従業員が次々に寄ってきて
あっという間に
女の独壇場になる。
それを求めて
そうなるのを知って
女は来たのだろう。
得意げな顔が
やっぱり吐き気がする。
でもわたし以外はみんな
女のことを悪くは思ってない。
だから
わたしのどろどろの感情が
一滴でももれださないよう
だれにも気づかれぬよう
遠くのほうで
うっすら笑顔風味でただずんでみる。
あの女に会ったあとは
いつもこういう気分になる。
なにをされたわけでもないのに
どんよりと悪意が噴き出す。
二度と会いたくなかったのに
二度と見たくなかったのに。
いい顔してしまった自分も
いやだけど
でも
いやな顔をだしたら
自分の負け。
そのほうが
耐えがたい。
自分を守るための
作り笑いとおべっか。
人間て
ばかみたいだ。
わたしって
ばかみたいだ。
ほんと
もう来ないでほしい。
あの女の存在なんて
記憶から消し去りたいのだから。
神様おねがいです。
今日という日を
きちんと生きるので
あの女の存在を記憶から
消してください。
なーんて言ったところで
結局きちんと生きれるかなんて
わからない。
不平と不満と憎悪で
支配された気持ちは
なかなか払拭できないものなのだ。
そんな心で
健全に生きれるわけがない。
今日はどろどろに過ごし
どろどろきったら
立ち上がろう。
明日からは良き日で
ありますように。
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あの女の笑った顔に身震いしたけど
ひさしぶりー
元気なのー?
と
笑って見せて近寄ってあげた。
こいつ辞めてくれて
ほんと良かった
という思いと裏腹に
いや、それがあるから
罪悪感と自分の気持ちが
漏れ出さないように
近寄って笑って
さもうれしそうにトークを
繰り広げてあげた。
女はうれしそうに
相変わらずの自信たっぷりトークを
想定内に返してきた。
こいつはやっぱり
こういう女だ
と思いながら
次々に持ち上げて喜ばしてあげた。
あなたがいなくなって
大変だったよ
いつも
気になってたよ。
にんまり顔の女は
やっぱりイヤな顔をしていた。
女の存在に気付いた
従業員が次々に寄ってきて
あっという間に
女の独壇場になる。
それを求めて
そうなるのを知って
女は来たのだろう。
得意げな顔が
やっぱり吐き気がする。
でもわたし以外はみんな
女のことを悪くは思ってない。
だから
わたしのどろどろの感情が
一滴でももれださないよう
だれにも気づかれぬよう
遠くのほうで
うっすら笑顔風味でただずんでみる。
あの女に会ったあとは
いつもこういう気分になる。
なにをされたわけでもないのに
どんよりと悪意が噴き出す。
二度と会いたくなかったのに
二度と見たくなかったのに。
いい顔してしまった自分も
いやだけど
でも
いやな顔をだしたら
自分の負け。
そのほうが
耐えがたい。
自分を守るための
作り笑いとおべっか。
人間て
ばかみたいだ。
わたしって
ばかみたいだ。
ほんと
もう来ないでほしい。
あの女の存在なんて
記憶から消し去りたいのだから。
神様おねがいです。
今日という日を
きちんと生きるので
あの女の存在を記憶から
消してください。
なーんて言ったところで
結局きちんと生きれるかなんて
わからない。
不平と不満と憎悪で
支配された気持ちは
なかなか払拭できないものなのだ。
そんな心で
健全に生きれるわけがない。
今日はどろどろに過ごし
どろどろきったら
立ち上がろう。
明日からは良き日で
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